11/8(日)。 京都市・東山区は「即成院」(そくじょういん)へ行って参りました。






即成院1
というワケでこの日、まずは泉涌寺道(せんにゅうじみち)を東へ進んで行きます。


それにしても残念ながらの模様ですね~。



いや、雨だと傘を差しながらで、カメラが濡れたり御朱印帳が濡れたりと、

色々とテンションががり気味だったり。 (^^;)




そう言いつつも、本日のお目当ては、コチラ。









2015年 京都・秋季:非公開文化財 特別公開 その2-1
先日更新しました、→社寺巡り 京都・2015年 秋期特別公開 「信行寺」
(しんぎょうじ) 2015/11/15
に続いて、


秋期・「特別拝観」の第二弾! (゚Д゚)ノ




いや、急に気合を入れた所で、毎度のい更新には


変わりないんですが。 (^^;)









即成院2
そんなくだりを入れつつも、目指すお寺へ到着♪ (^^;)



左右に門が見えますが、側が本日訪れる「即成院」(そくじょういん)への山門。

そして右側が「泉涌寺」(せんにゅうじ)への総門ですか。



ちなみに「泉涌寺」とは、真言宗泉涌寺派の総本山で皇室との関連が深く、
御寺(みてら)とも呼ばれ、大変格式の高いお寺なんです。 ( ̄人 ̄)









即成院3
今回特別公開される「即成院」は、その「泉涌寺」の塔頭(たっちゅう)寺院に
当たるんですね。


頂いた情報によると、御本堂内陣の仏様群が見ものとの事。



毎度おなじみい案内看板には、おお、まさしくその内陣の様子が
イメージ画像として採用されていますよ。




にも負けず、テンションがって参りました。 (^^)









即成院4
でもまずは気持ちをえなければ。



山門を前に一礼し、めまして、潜入~。  ~(  ̄人 ̄)









即成院5
この模様のせいでしょうか、さすがに人出はまばら。

先日の「信行寺」との混雑ぶりと比較すると、余計にギャップを感じたり。 (^^;)





光明山と号する真言宗泉涌寺派の寺であり、正暦3年(992)、恵心僧都
(えしんそうず)により、伏見(宇治川北岸)に建立された光明院を始まりとする。

(以下、拝観の手引き、及び公式サイトより抜粋。)









即成院6
でもでも、こうしてしっとりと雨に濡れた境内も、たまにはいいものです。 (^^)





寛治年間(1087~94)には、関白・藤原頼通(ふじわらのよりみち)の第三子である
橘俊綱(たちばなのとしつな)が山荘造営にあたり、当院を持佛堂として
傍に移設し、伏見寺または即成就院と呼ばれていた。









即成院7
そしてこちら、「与一の手洗い所」で、お清めを。


なるほど、平安時代の武将・「那須与一」(なすのよいち)に因んだ手水舎なんですね。 

墓所もある様なので、あとでお参りに行きましょう。 (^^)





文禄3年(1594)、豊臣秀吉の伏見城築城のため、深草大亀谷に移転し、さらに明治に
至り、廃佛毀釈(はいぶつきしゃく)の法難に遭い廃寺となり、本尊諸尊は当院の
本山である泉涌寺の仮堂に移された。









即成院8
こちら石の仏様群にも、お参りを。 ( ̄人 ̄)


境内のモミジは段々とく色付いて、いい感じですね~。





その後本寺である法安寺での合併、更に明治35年泉涌寺総門の現在の地で
再興され、即成院と呼ばれるようになった。





ちなみに起源である光明院、宇治川を挟んで向かい側に、橘俊綱の父である
頼道が造営した平等院鳳凰堂が建っているんですね。


父子相呼応する様な寺院建立の経緯は、またゆかし・・・。 ( ̄人 ̄)









即成院9
それではいよいよ御本堂へお参りを。



それにしてもこのけさ。


先日の「信行寺」との混雑ぶりと比較すると、余りにギャップが激しい。 (^^;)









即成院10
何はともあれ、受付で拝観料800円をお納めしてから、



お堂内へ、いざいざ! ==(゚Д゚)ノ




ちなみにいつもの如く、内陣内は撮影禁止なので、写真はパンフレット
他より拝借を。 (^^;)









即成院111
おお~、これまた圧倒的な密度の仏様群! w(*゚0゚*)w




御本尊


・阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう:重要文化財)




二十五菩薩(重要文化財)


(向かって右側)
・普賢菩薩(ふげんぼさつ)
・山海彗菩薩(さんかいえぼさつ)
・光明王菩薩(こうみょうおうぼさつ)
・大威徳王菩薩(だいいとくおうぼさつ)
・陀羅尼菩薩(だらにぼさつ)
・月光王菩薩(がっこうおうぼさつ)
・薬王菩薩(やくおうぼさつ)
・徳蔵菩薩(とくぞうぼさつ)
・法自在王菩薩(ほうじざいおうぼさつ)
・虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
・獅子吼菩薩(ししくぼさつ)
・無辺身菩薩(むへんしんぼさつ)
・観世音菩薩(かんぜおんぼさつ・左脇侍)

(向かって左側)
・大勢至菩薩(だいせいしぼさつ:右脇侍)
・華厳菩薩(けごんぼさつ)
・金蔵菩薩(こんぞうぼさつ)
・薬上菩薩(やくじょうぼさつ)
・宝蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)
・衆宝王菩薩(しゅうほうおうぼさつ)
・金剛蔵菩薩(こんごうぞうぼさつ)
・三昧菩薩(ざんまいぼさつ)
・日照王菩薩(にっしょうおうぼさつ)
・定自在王菩薩(じょうじざいおうぼさつ)
・白象王菩薩(びゃくぞうおうぼさつ)
・大自在王菩薩(だいじざいおうぼさつ)
・如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)





お姿とお名前、そして御功徳と、それぞれ確認するだけでも大変ですが、


まずは心をめてお参りを・・・。 (; ̄人 ̄)




そうこうしていると内陣のご説明が始まったので、椅子にササッ
座ってご拝聴。









即成院12
阿弥陀如来が二十五菩薩 を従えて、極楽より現世へ来迎されるお姿を
ここに表しているんですね。


平安時代より、こうして等身大の坐像として立体的に現存しているのは、
こちらの即成院だけだそうな。



半数近くの仏様が、平安時代より修復の手を一切加えられていない、
というのもスゴイですね~。



よく見ると、仏様が持物としてそれぞれ手に楽器を持たれていますよ。 (゚д゚)


笙や竪琴、琵琶や横笛、楽太鼓などなど・・・。



平安末期の乱戦の世、「極楽浄土」へ行く事が当時の人々のいだったんですね。


阿弥陀様を筆頭に、二十五菩薩様が雅楽の演奏を奏でながら、人々をお迎えに
来られる様子をこうして内陣に表していたワケですか。 ( ̄人 ̄)




ワタクシも死んだら、こんな仏様方にお迎えに来て頂きたいですね~。 (^^;)


いや、終活的な事を考えるのは、もう少し先でもいいかも。 (^^;)









即成院26
それにしても、心から演奏をしまれているのか、中には綻んだ笑顔の菩薩様も
見受けられたりと、印象的。



そんな仏様方に因んで、和楽・洋楽を問わず、様々なジャンルの音楽家や演奏家が
こちら内陣での奉納演奏を希望されるとか。



ちなみに仏様方のお身体、寄木造(よせぎづくり)という工法で造られて
いるので、体内が空洞になっているんですね。


その空洞内に音楽が入り、共鳴して良い響きを得る、という効果もあるそうな。



この内陣はまさに、仏様の力をお借りしたライブハウス! (゚д゚)



いや、コンサートホール位の表現が、きは良いかも知れません。 (^^;)









即成院13
さて、充分にお参りした後は、次の拝観へみましょう。 (^^;)



してその進んだ先のお部屋には・・・、





なんと、菩薩様の生首展示!? (@_@;)









即成院14
いや、これは、→2015年 京都・秋季:非公開文化財 特別公開 その2 2015/10/31
の記事でも書いたんですが、

菩薩像のお面なんですね。 (^^;)



事前にこうして、朝日新聞の記事を読んで判っていたのに、


改めて実物を目の当たりにすると、思わずギョッとした。 (^^;)









即成院15
近くの切り抜き記事展示によると、毎年10月にこちらの菩薩のお面を着けて
来迎の様子を再現する、「お練り供養」の行列。


御本堂を極楽に、地蔵堂を現世に見立て、菩薩面で扮した25人が境内を
練り歩く、京洛の秋の名行事なんですね。



今回の公開では特別に、この面をかぶる菩薩体験が出来るんでした。 (^^;)









即成院16
というワケで、ワタクシも、かぶってみる! (*゚д゚*)   ←(行くんですね)



いやホント、こういった普段はまず体験出来ない様なシチュエーションに
出会えるのも、本特別公開の魅力の一つなので。 (^^;)




そしてその貴重な実物の菩薩面、さない様にそ~っと手に取り・・・、









即成院17
びっくりした~。 (゚д゚;)



いや、おもて面は菩薩様のやかな表情ながら、裏面はこんなにも
ダークサイドで悪魔的な表情だったとは思いもよらず。 (^^;)


意表を突かれて、本気でいた。 (^^;)




では気を取り直して、すっぽりとかぶってみると・・・、









即成院18
何この無敵感! (*゚Д゚*)     ←(愚)



いやホント、単にお面をかぶっただけなのに、人格まで
変わった気がしたり。 (^^;)



こういった変身行動、心理学的に何かあるんでしょうかね。


かぶったお面が、菩薩様という高尚な存在の物であった、という事も
影響しているかも知れませんが。 (^^;)




それにしても、この世の人々を

本気でえそうな気がしてきた。 (^^;)   ←(愚)









即成院19
さて、お次は最後、那須与一(なすのよいち)公の墓所へお参りに
行きましょう。 (^^;)




御本堂右奥を抜けると、その先がお参り道になっているんですね。



右手には何体もの石のお地蔵様が祀られているので、お参りしながら
を上って行きます。  ~~(  ̄人 ̄)









即成院20
平安時代の武将で、の名手であった那須与一、こちらが墓と
伝えられる石造宝塔。



寺伝によると、与一は出陣する途中でにかかったものの、こちら即成院に
参籠して御本尊の阿弥陀如来様の霊験で平癒し、

屋島の戦い(源平の戦い)で戦功をたてたそうな。


それを仏徳に感じて出家し、ここ即成院に庵をむすび一生を終えたと
今に伝わる訳ですか。



平家物語・屋島合戦のヒーローと即成院は、この様な関わりが
あったんですね。



高さ3mもある威風堂々とした供養塔を前に、


本日最後のお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)









即成院21
本日はまたずい分と長居しました。


御本堂に戻って来た頃には、もう閉門のお時間。 あらら。 (^^;)



御朱印を頂いて、おいとましましょう。 (^^;)









即成院22
おお、これまたリミテッドな御朱印が。 w(*゚∇゚*)w



特別公開限定の、特別な御朱印だそうな。



お帳面に書いて頂ける通常版もあるとの事ですが、今回はもちろん
こちらの分を頂きます。 (^^;)









即成院23
色紙は赤を含めて4色あるそうですが、本日はこちらの色をチョイス。


内陣内を象徴する「現世極楽浄土」(げんせいごくらくじょうど)
の墨書きに、

「京都非公開文化財 特別公開」の添え書きも。 (゚д゚)



更に季節に合わせて、モミジを金泥で形取った意匠もまた印象的。



スペシャルな御朱印を、ありがとうございます。 (*^^*)









即成院24
さてさて、そんなこんなで、京都・2015年秋期・特別公開 「即成院」
(そくじょういん)。

格式高い泉涌寺山内のお寺で、しっとりと雨の中、かなお参りをさせて
頂けました。 ( ̄人 ̄)


大きな御本尊様と、二十五菩薩様の内陣も圧倒的でしたね~。


実際にお面をかぶれる菩薩体験も、ホント貴重な体験だったり。 (^^;)



今回は結局2ヵ所しか巡れませんでしたが、でもでもいずれも内容は濃くて
大満足。 (^^)



少々気が早いながら、この勢いで春季公開分のラインナップも


期待したいものです。 (^^;)






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