5/2(土)。 京都市・山科区は「當麻寺」(たいまじ)へ行って参りました。



さて、本日のお目当ては、コチラ。






2015年 京都・春季:非公開文化財 特別公開 その2-1
先日、→2015年 京都・春季:非公開文化財 特別公開 その2 2015/04/28
記事で ご紹介しました

”京都古文化保存協会”が主催する、春期の「特別拝観」



実際の公開期間は既に終了していますが、

ひとまずは更新をば。 (^^;)









當麻寺1
そんなワケで本日は、JR・山科駅(やましなえき)からスタート。


今回は珍しく山科エリアで、しかも3ヵ所もの寺院が初公開されるんですね。



と言いつつも、先日からこの周辺を巡る宣言をしていたので、オチ感は
否めなかったり。 (^^;)









當麻寺2
またそんな独り言を言いながら、旧東海道を西へんでいくと、右手に目指す
お寺が見えてきました。



駅からゆっくり歩いて10分くらいでしょうか、これまた駅近で交通至便。










當麻寺3
それでは失礼しまして、山門を前に1枚、パチリ♪



こちらが本日お邪魔する當麻寺(たいまじ)さんですね。



ちなみに同じ京都でも、まったく観光寺院ではないので、普段訪れる機会は
まず無いんですよね~。









當麻寺4
毎度おなじみの白い案内看板によると、御本尊の阿弥陀様と、寺宝の
曼荼羅が公開されている模様。



久しぶりの特別拝観に、テンションがって参りました。 (^^)




それにしてもこちらの特別公開、有名社寺からレアな檀家寺まで、
いつも幅広いラインナップで揃えられてありがたい限り。 ( ̄人 ̄)









當麻寺23
最近は知名度も上がったのか、こうして朝日新聞では先代・恋舞妓
登場し、特集で取り上げられるという認知ぶりに。



いや、別にどうでもいい情報なんですが。 (^^;)



さて、さっきから全然んでいないので、とりあえずお邪魔しましょう。 (^^;)









當麻寺5
おや、山門脇の軒先に、おかめさんのお面が吊るされていますよ。

何かお寺とゆかりがあるんでしょうかね。


いや、ちていたものを誰かが吊るして行ったような感もあったり・・・、



が残りますが、ひとまずの所、潜入~。 (^^;)









當麻寺6
おっと、こちら山門前の受付で拝観料800円をお納めしてから。



久しぶりの特別拝観で、拝観料の存在を完全にれてるし。 (^^;)




ではきっちりとお納めした後、めまして、潜入~。 (^^;)









當麻寺7
おお、境内はこの時期らしく、新緑が目に鮮やか。





当寺は永観堂禅林寺を本山とする、浄土宗・西山(せいざん)禅林寺派
の寺院である。

(以下、拝観の手引きより抜粋。)





弘誓山(ぐぜいざん)を山号とするお寺なんですね。

禅林寺派の総本山である永観堂も、京都では特に紅葉の名所として
知られていますが、


まだまだれていませんね~。 (^^;)









當麻寺8
参道脇にはお地蔵さまが祀られているので、まずはお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)





派祖・西山証空上人(しょうくうしょうにん)が天福二年(1234)、五十八歳
の時に創建した。





ちなみに高祖は善導大師(ぜんどうだいし:中国唐代の僧)、そして宗祖が
法然上人(ほうねんしょうにん:源空)にあたるんですね。









當麻寺9
古い町並みが広がる旧三条街道沿いにたたずむお寺であり、本尊は
山科大仏と呼ばれる丈六(じょうろく)の阿弥陀如来坐像である。





尊称が「山科大仏」とは、御本尊はきな仏様なんでしょうね~。


普段は檀家さん達だけが拝める阿弥陀様も、こうして特別公開によって
御縁が持てることに、改めて感謝を・・・。 ( ̄人 ̄)




それにしても、本日は休日のせいもあってか、おもての旧三条街道は
通りが結構多いんですね。

拝観客も次から次へと訪れて、境内も何気にやか。 



いや、普段は至ってかなんでしょうけど。 (^^;)









當麻寺10
参道の突当りには、やすらぎ観音様が祀られています。



豊かな新緑の中に、なんだか神々しいお姿。 ( ̄人 ̄)



モミジもさる事ながら、秋の頃は本山の永観堂にも劣らない紅葉
包まれることでしょう。









當麻寺11
それではいよいよ御本堂内へ、お邪魔します~。



ちなみにいつもの如く、お堂内は撮影禁止なので、写真はパンフレット
他より拝借を。 (^^;)









當麻寺12
おお~、これまたひときわきな仏様。 w(*゚0゚*)w




御本尊


・阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう : 像高2.67m)





平安時代後期の作で、京都府文化財指定の丈六仏(じょうろくぶつ)。

ちなみに「丈六」とは一丈六尺の略で、約4.85mだそうな。



これは、お釈迦様の身長が4.85mあったというところから、仏像も丈六を
基準として造像されるようになったとか。




それにしても、身長が4.85mもあったとは、

お釈迦様って、相当な巨人。 (゚д゚)     ←(表現)



いやホント、お釈迦様の大きさを改めてここで実感したり。 (^^;)




一般的に丈六仏より大きなサイズの坐像を大仏と呼ぶようですが、

地域の人達からは、地元の山科にあるきな仏様という事から山科大仏
として親しまれているんですね。



それでも目の前で拝見すると、圧巻の大きさ。



改めて心を鎮め、お参りを・・・。 ( ̄人 ̄)









當麻寺24
ちなみに當麻寺の建物は本来、御本尊を祀る本堂中心だったものの、寺の興隆
と共に阿弥陀堂が増築され、周囲に庫裡等諸施設も増築されたんですね。



寺域は安祥寺川に近く、過去には度々氾濫による水害で阿弥陀堂が
浸水するなどの被害があったそうな。



その際に京都町奉行所へ普請を願い出ている旨の文書が残っている、
というのも、またお寺の歴史を感じさせますね~。









當麻寺13
続いては寺宝の當麻曼荼羅(たいままんだら)の拝見を。



「観無量寿経」(かんむりょうじゅきょう)と呼ばれる文字の経典を、
で表現したものなんですね。


別名を「浄土変相図」(じょうどへんそうず)、また「観経曼荼羅」(かんぎょう
まんだら)とも。



こちらの當麻曼荼羅、奈良の「當麻寺」(たいまでら)が所蔵する曼荼羅が
元になっているそうな。


しかしながら、天平宝字七年(763)に作成された本家の曼荼羅は、現在は何が
描かれてあるのか識別出来ないほど黒く劣化しているとか。



室町時代後期から江戸前期にかけて、その奈良の當麻曼荼羅の状態が
良かった頃にされたものが、こちら當麻寺の曼荼羅なんですね。



比較的しい時代の部類に入るので、細かい線や色彩も鮮やかに残って
いるのが印象的です。



う~ん、何だか綺麗すぎて、レプリカのよう。 (^^;)     ←(表現)



でもでも、新しいとは言っても、室町から江戸にかけてのもの。

周りの表装の方がみが目立つ位なので、いかに大切に守られて来たか
窺い知れます。









當麻寺26
ちなみに奈良の「當麻寺」(たいまでら)と、こちらの「當麻寺」(たいまじ)、
み方が違えど漢字が同じなので、何か関係があるのかな~とお聞きした所、



当時の奈良・當麻寺はれており、當麻曼荼羅も埋もれていたそうな。

それを嘆き、復興に努めたのが創建の西山証空上人だったんですね。



なるほど、そのような御縁からこちらに當麻曼荼羅も伝え、じ寺名に名付け
られたワケですか。



西山証空上人つながりだったとは、納得。 (^^;)









當麻寺25
妙に納得しつつ、壁画も拝見を。 (^^;)



内陣内を取り囲む様に、「飛天」と「迦陵頻伽」(かりょうびんが)が描かれています。


平成24年・渡邊勢山(わたなべせいざん)仏師の作なんですね。


繊細なタッチに柔らかい色使いで、何ともしい画です。



花びらなどを立体的に浮き出させ、壁画からび出してくる様に表現する技法は
またスゴイ。



現代にもこのように優秀な仏師がおられるんですね~。 らなかった。 (^^;)









當麻寺14
となりのお部屋では、勢山仏師の作品展が行われているんですね。



先ほどから同じ沿革のご説明を、もう10回くらい聞いているので、

そろそろ移動しましょう。 (^^;)









當麻寺15
こうして彫像佛の実績をざっと拝見しただけでも、600尊以上も寺院に奉納
されているんですね。



小さなお地蔵さまから10m級のお像まで、ありとあらゆるサイズ・種類の
仏像の制作、

そして修復も手掛けておられるとは、スゴイですね~。









當麻寺16 當麻寺17
商用に使わなければOKとの事で、許可を頂いて、パチリ♪ (^^;)



彫像佛の作品群や玉眼嵌入の制作標本、賽割法で制作されたお像の原型等、
普段にすることの出来ない数々に、思わず見入ってしまいます。



これもある意味、特別公開。 (゚д゚)









當麻寺18
勢山仏師みずから色々とご説明頂けるとは、恐縮です。 (^^;)



せ木造りの工程や、用材の木曽檜を貯木場で数年間水中乾燥
させる工法などなど・・・、




う~ん、勢山先生、高度すぎて良くりません。 (^^;)     ←(愚)









當麻寺19
説明をお聞きしている内に、拝観終了時間をオーバーしてるし。 (^^;)


いい加減にて行かないと怒られます。



充分お礼を申し上げて、おいとまを。 ありがとうございました。 (^^;)









當麻寺21
おっと、拝観前にお預けしておいた御朱印帳を受け取るのを忘れずに。



御本尊の「丈六阿弥陀」と書いて頂けました。



ありがとうございます~。 m(_ _)m




それにしても最近、終盤にドタバタするパターンが多いような。 (^^;)









當麻寺22
さてさて、そんなこんなで、京都・2015年春期・特別公開 「當麻寺」
(たいまじ)。  (^^;)


普段はお姿を拝見できないきな阿弥陀様にお参りでき、また貴重な寺宝も
たっぷりと拝見させて頂きました。 ( ̄人 ̄)

渡邊勢山仏師の貴重な作品群と、その真髄にも触れる事が出来て大満足。



やはりここまでの拝観が可能なのは、特別公開ならではですね。 (^^;)






powered by TomiryuMap






スポンサーサイト
Secret

この記事のトラックバックURL
→http://watashaji.blog81.fc2.com/tb.php/626-55490437