4/25(土)。 京都市・中京区は、六角堂(ろっかくどう:頂法寺)へ行って
参りました。



さて、本日のお目当てはコチラ。






六角堂1
明治の神仏分離令によって長らく絶えていた「洛陽三十三所観音巡礼」


京都市内33カ寺院を巡るこの観音霊場巡りは、平成17年(2005年)に有志によって
再興され、今年で10周年を迎えるんですね。 (公式サイト)


それを記念して、平成27年4月14日からの1年間、各寺院にて10周年デザインの
特別な御朱印も頂けるそうな。



いや、ワタクシに霊場巡りはしていないんですが、何だか大きな節目に当たる
機会のようなので、一ヵ所位はっておこうかな~と。



ホントは10周年記念の御朱印がお目当てだったりして。 (^^;)









六角堂2
そんなことを言いつつも、烏丸通から六角通へ入ると、目指すお寺が見えてきました。


その名も六角堂。 (゚д゚)



正式名称は頂法寺(ちょうほうじ)ながら、本堂が六角形の造りから六角堂と
呼ばれて親しまれているんですね。









六角堂3
では失礼しまして、山門を前に1枚、パチリ♪


さて今回、33ヵ所もある寺院の中から六角堂にお伺いしたのは・・・、


こちらが第一番の札所だから。 (^^;)



こういった霊場巡りはどこからスタートしても良いそうですが、でもやはり
第一番から順に廻っていくのが一般的なんですね。








六角堂4
おや、フト後ろを振り返ると、ビルの一角に鐘楼堂(しょうろうどう)が見えます。

近くの説明書きを拝見すると、六角堂の鐘である模様。



元は慶長十年(1605)、豊太閤の臣で堀尾吉晴の嫡、忠氏(ただうじ)が寄進
したものとか。

第二次大戦で献納されたので、現存のものは昭和29年に再鋳復元されたんですね。



それにしても、こうして飛地境内で鐘楼堂があるのはしいような・・・。









六角堂5
長い置きは程々にして、ひとまずは潜入~。 (^^;)





紫雲山(しうんざん)・頂法寺と号する寺である。 開基は聖徳太子で、
四天王寺建立の用材を求めて太子がこの地を訪れた時、

霊告によってこの地に御堂を建て、守護仏の観音像を安置したのが始まり
と伝えられている。

(以下、お寺の駒札より抜粋。)









六角堂6
周囲はビルに囲まれていますが、山門を抜けると豊かな境内。 (^^)





早くから人々の崇敬を受け、弘仁十三年(822)には嵯峨天皇の勅願所となり、また
長徳二年(996)には花山(かざん)法皇の御幸があり、西国三十三所
観音霊場
(現18番札所)となったと伝えられる。





そう言えば以前、→社寺巡り 兵庫・宝塚市 「平林寺」(へいりんじ) 2015/03/28
記事で書きましたが、「摂津国三十三所・観音霊場」も花山法皇が定められた
霊場でした。


法皇は多くの霊場の制定、そして復興に御尽力されたんですね。









六角堂7
続いてこちら手水舎でお清めを。



建仁元年(1201)、親鸞聖人(しんらんしょうにん)が当寺に百箇日間参籠
(さんろう)して霊告を受け、後に真宗を開宗する根源となった。









六角堂11
本堂北の本坊は池坊(いけのぼう)と呼ばれ、室町時代以降、多くのいけ花の
名手を輩出した所で、華道発祥の地として有名である。現在も池坊華道の
拠点となっている。





なるほど、境内には太子が沐浴したと伝わる池跡がある模様。


かつてそののほとりに、小野妹子を始祖とする住持の寺坊があった事から
池坊と呼ばれるんですね。



室町時代、六角堂の執行(しゅぎょう:現在の住職)として寺の実務を担っていた
池坊は、専慶・専応らが生け花の成立期において大きな活躍を見せ、

そして華道家元として地位を確立していったワケですか。









六角堂8
御本堂を横から1枚、パチリ♪



池坊の住持は、六角堂の御本尊にを供える慣わしとなっていたそうな。

それが時を経る内に、立花としての理論と技術が構築され、やがて華道として
体系化されるまでに至ったんですね。



いや、こちらのお寺と華道の関係が判って、妙に納得したり。 (^^;)




さて、その御本尊様の祀られる「六角堂」ですが、こうして拝見すると複雑
造形をしていますね~。



もっと言うと、どの辺りが六角なのかな~と。 (^^;)









六角堂10
細かい事はいておいて、御本尊様にお参りを。  (^^;)



御本尊


・如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜおんぼさつ : 御丈1寸8分・約5.5cm)





それではお賽銭をすべり込ませ、


手順正しく、心をめてお参りさせて頂きます・・・。 ( ̄人 ̄)





それにしても、こちら六角堂、メジャーどころのお寺で各札所でもあるので、
参拝者が次々と訪れてやかですね。



いやワタクシの場合、同じ京都でもマイナーどころの社寺に巡る
事が多いので。 (^^;)









六角堂9
おや、フト御堂の外を見ると、十六体の羅漢像が祀られています。



羅漢とは、お釈迦様に仕える優秀なお弟子さんの事。

その内の十六は、方位の四方八方を倍にした十六を表し、あらゆる場所に
羅漢様がおられることを意味しているそうな。



いずれの羅漢様も、お地蔵様のようなしいお顔付きをされているのが印象的。



それもそのはず、こちらの羅漢様方は、和顔愛語(わげんあいご)を実践
されているからなんですね。


「和顔愛語」の教えとは、いつも優しい顔つきでにこにこし、穏やかに話を
するように心がけていれば、必ずい報いがあると説かれたものだとか。



何だか、ハッとさせられるようなお教え。


殺伐とした世に、の余裕がなくなるときもありますが、ワタクシも気を付けて
和顔愛語を実践せねば・・・。 ( ̄人 ̄)






そんな事を言いつつもスキを狙って・・・、









六角堂12
またお堂内を撮ってしまいました。  (^^;)



もうしわけありません。 (^^;)




でも厨子の扉はまっているので、仏様のお姿は見えず残念。


こちらの御本尊様は秘仏なんですね。



ちなみに厨子の前にお姿が見えるのは御前立(おまえだち)の仏様。









六角堂13
秘仏には、数10年に1度など定期的に開帳されるもの、特定の祭祀
合わせて開帳されるもの、

また僧侶ですら見ることの出来ない絶対秘仏、等の種類があるそうな。



様々な信仰上の理由があるようですが、御本尊は尊く畏れ多い存在なので、
人目に晒すものではない、という考え方から閉ざされる様になったとか。



しかしながら、御本尊のお姿が見えない厨子に向かってただお参りするのは、
あまりに偲びないという事から、寺院によっては、

こうして御本尊のお姿をした御前立仏を安置し、参拝者にお参りしてもらう
というワケなんですね。




御本尊様とわらぬ功徳を頂けるので、安心してお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)









六角堂14
続いて本堂の裏手へ。

おお、こちらが「池坊」の名称由来となった、跡ですか。



ここでかつて、聖徳太子が沐浴したと伝わるんですね。



池のほとりには太子堂(開山堂)が浮かび、堂内には聖徳太子ご自作と
伝わる南無仏の像(聖徳太子2才の像)が祀られています。




1400年の時を経て、今ここでお参りさせて頂きます・・・。  ( ̄人 ̄)









六角堂15
親鸞堂のおとなりには、「日彰稲荷」、そして「祇園社」・「唐嵜社」・「天満宮」の
お社も祀られています。



こうしてお寺の中に、普通に神社が祀られているのも不思議なところ。


でも、それに違和感を感じないのも、また不思議なところ。 ( ̄人 ̄)









六角堂16
おや、こちらのビル、近くの案内書きによると展望エレベーターになっていて、
六角堂を一望できる模様。



せっかくなので、上がらせて頂きましょう。 (^^)




ちなみに池坊所有のビルで、WEST18という名称だそうな。


六角堂が西国三十三所、第十八番札所に当たる事に因んでいるとか。


なるほど。 (^^;)









六角堂17
おお~、確かに六角形。 w(*゚0゚*)w



いや、こうして上からお堂の全景を拝見して、初めて六角堂と呼ばれる
事に納得。 (^^;)




ちなみに「六角」には、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)によって生ずる六欲
意味があるとか。

人間の欲望である煩悩を脱して角を無くし、円満になること。つまり
「六根清浄を願う」という祈りを込めて、つのを造ったと伝わるそうな。


なるほど、ちゃんと意味があって、奥もいですね~。




それにしても、お寺をから拝見する機会は滅多にありません。



ここで改めまして、上空お参り~。 ( ̄人 ̄)    ←(コラコラ)









六角堂18
お不動様にもお参りを。 (^^;)



「石不動」、「不動明王立像」と、順にって行きます。




ここでフト左手を見ると・・・、









六角堂19
こちらの放水銃



上から見ると、八角形なんですね。 (゚д゚)    ←(ツッコミが細かい)




いや、ここは六角ではなく、あえて八角なんだな~と。



さすがにこんな所まで御本堂と同調させるはずはありませんか。 (^^;)









六角堂20
んでいる場合ではありません。


外の鐘楼堂からは5時を知らせるが鳴り始め、境内のスピーカーからは
もうすぐ閉門のアナウンスが。



納経所で御朱印だけは頂かねば。 (^^;)









六角堂21
許可を頂いて、お手元をパチリ♪


勢いで1枚頂きましたが、とりあえず間に合ってかった~。 (^^;)



それにしても、色々とお話をお伺いしながらも何のいもなく、筆はさらさらと
この達筆。



う~ん、もはや達人の域。 (^^;)



そもそもお書きの最中に話しかけるのがNGなんですが。 (^^;)  ←(迷惑です)









六角堂22
そうこうしている内に、こちらが頂けました御朱印。

「六角堂」と書いて頂けました。



ワタクシ特に巡礼の旅はしていないんですが、今回は「洛陽三十三所観音巡礼」
再興記念の御朱印を頂きたかったので、洛陽一番の分を。 (^^;)



期間限定、「再興十周年」の印に、妙にプレミアム感を感じたり。 (^^;)









六角堂25
そしてあっという間に閉門のお時間。



境内に残っていた参拝者の人達も、全員っておいとまを。


ありがとうございました~。 m(_ _)m



何だか終盤になって急にただしい。 (^^;)




と言いつつも外に出て、が鳴る向かいの鐘楼堂をフト見ると・・・、









六角堂23
無人なのに、勝手に撞木が動いてを撞いてますよ! (@_@;)



自動鐘つき機なんですね。 最近では色々な事情から、お寺でもこのような
機械が普及中だとか。



それにしても無人なのに鐘がっていて、チョトびっくりした。 (^^;)









六角堂24
さてさて、そんなこんなで、京都市・中京区は六角堂(ろっかくどう:頂法寺)。


最後はややドタバタしましたが、でもでも、一度きっちりとお参りしたいお寺
だったので、お伺いできて良かった。 (^^;)


洛陽三十三所・再興10周年記念の御朱印も頂けて、何気に満足。 (^^)



あとの32ヵ所も、まだまだった事のないお寺が多いですね~。


でも本腰を入れて巡礼を始めるとプレッシャーになるといけませんので、
また機会があれば、単発的にでもお伺いして行こうと思います。 (^^;)






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