12/7(日)。 京都市・上京区は「千本釈迦堂」(せんぼんしゃかどう)へ
行って参りました。




さて、本日のお目当ては、コチラ。  






千本釈迦堂1
その名もズバリ、大根焚き(だいこだき)。 (゚д゚)



毎年この時季、京都の各地で行われる年中行事で、寺院などにおいて大根
を煮たものを参拝者に振る舞い、仏前に供える行事なんですね。



元々は、12/8の夜明け前にお釈迦様が悟りを開かれた事にあやかったもの
だそうな。




のちに法要の度に、縁起物の大根の切り口に釈迦の梵字を書いて供え、
参詣者への諸悪病除けとされたのが、大根焚きのまりだとか・・・。 ( ̄人 ̄)









千本釈迦堂2
ワタクシもそんな無病息災にあやかろうと、お寺前にさらっと到着♪  (^^;)



市バスに乗ってやって来ましたが、京都最古の花街・上七軒(かみしちけん)
が最寄りの停留所になるんですね。





それにしても、今までなかなか訪れる機会が無く、今回めて大根焚きにお邪魔
するんですよね~。 (^^;)









千本釈迦堂3
大根だきの券をにお求めください。」




う~ん、門前からいきなり先制のジャブを頂戴した感がありますが、


何はともあれ、気持ちをえまして、潜入~。 (^^;)









千本釈迦堂4
おお、参道には出店もあって、多くの参拝客でわっていますよ。




千本釈迦堂・大報恩寺は今から約800年前、鎌倉初期安貞元年(1227)・義空
上人(ぎくうしょうにん)によって開創された寺である。


本堂は創建時そのままのものであり、応仁・文明の乱にも両陣営から手厚き保護
を受け、奇跡的にも災火をまぬがれた京洛最古の建造物として国宝に指定
されている。

(以下、お寺の栞より抜粋。)









千本釈迦堂5
途中、お稲荷様にもお参りして行きます・・・。 ( ̄人 ̄)




義空上人は藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の孫にあたり、19才で比叡山・
澄憲僧都(ちょうけんそうず)に師事、拾数年の後、この千本の地を得て、苦難の末
本堂をはじめ諸伽藍を建立した。









千本釈迦堂6
大根だきの券をにお求めください。」



進む先々で現れる案内看板が、何気にプレスをかけてきます。 (^^;)





現在は、真言宗智山派の寺院で、山号を「瑞応山」(ずいおうざん)と言い、
千本釈迦堂とも呼ばれる。

千本釈迦堂の名前の由来は、本堂の行快(ぎょうかい)作、本尊・釈迦如来
坐像が古来より厚く信仰されていること、近くに南北に走る千本通があること、


千本の卒塔婆(そとば)が道に立てられていたこと、千本の桜あるいは千本の
松並木が植えられていることなど、諸説ある。





なるほど、「千本釈迦堂」とはいわゆる通称なんですね。


その由来も今となってはかでないとは、そんな所にもまた歴史を感じたり。 









千本釈迦堂7
境内を彩る、名残の紅葉もまたキレイ。 (^^)





義空は、創建直後に正式な寺院として四条天皇へ寺格の申請をした結果、
倶舎・天台・真言と三つの宗派の認可を受けて、大勢の参拝者が集まる寺となった。


数少ない中世建築の本堂は、京都市街地では最古の木造建築で、一般的な
密教仏堂の配置構成と異なり、本尊の周囲を行道できる常行堂の作りである。





大変に歴史的価値のあるお堂なんですね。


それではまず、その御本堂へお参りに向かいましょう。 ~( ̄人 ̄)









千本釈迦堂8
大根だきの券をにお求めください。」




いや、まずは先に大根だきの券をお求めに向かいましょう。 (^^;)









千本釈迦堂9
ちょうど御本堂のの前が券売所なんですね。



案内看板に導かれ、まずはこちらで大根だき券をお求め~。 (^^;)









千本釈迦堂10
そしていよいよ御本堂前へ。 (^^;)



大根だきを御馳走になるのは、お参りの後にしましょう。





それにしても大根だき券の購入後は、妙に解放感を感じたり。 (^^;)









千本釈迦堂11
おお、貴重な国宝の御本堂にもかかわらず、参拝者は堂内に入れるんですね。


しかも普段は秘仏の御本尊も、この行事に合わせて特別に厨子がご開扉される
とは、これまた貴重な機会に寄せて頂きました。





御本尊


・釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう) 重要文化財




それでは心鎮めて、お参りを・・・。 ( ̄人 ̄)





快慶(かいけい)の弟子である仏師の名匠、行快(ぎょうかい)の作なんですね。


当時のものとは思えないほどやかな漆箔が残っているお姿は、もはや神々しく
感じられます。




僧侶の方の読経、そして御真言を聴きながら、再度お参り・・・。 


ノウマク・サンマンダ・ボダナン・バク・・・。 ( ̄人 ̄)






そんな事を言いつつもスキを狙って・・・、








千本釈迦堂12
また内陣内を撮ってしまいました。 (^^;)




毎度の事、もうしわけありません。 (^^;)




でもでも、御本尊様は秘仏なので、写真には修正を。 念のため。 (^^;)









千本釈迦堂13
さて、お参りの後は大根だきのご賞味をば。 (^^)



これまたくの参拝の方が召し上がっていますね~。




いやホント、お席の確保をするのが難しいくらい。 (^^;)









千本釈迦堂14
おや、こちらには加持祈祷が施された生大根も販売されているんですね。



釈迦如来を表す梵字(ぼんじ)、「バク」が書かれているのが印象的です。




ちなみに梵字とは、古代インドの言語であるサンスクリット語を表記
するための文字で・・・、









千本釈迦堂15
しいお話はこれくらいにして、 (^^;)


お腹も空いているので、そろそろ大根だきを頂きましょう。 (^^;)




おお~、大釜からは湯気が立ちのぼり、良い香りも漂ってきますよ。









千本釈迦堂16
さて、列に並んでワタクシにも給仕頂けたので、ササッとお席を確保して
ご賞味を。



いただき申し上げます~。 ( ̄人 ̄)




あっさりながら昆布のお出汁がしっかりとが効いていて、実にオイシイ。 (゚д゚)


甘辛く味付けされたおあげさんにも、またたっぷりとお出汁が染み込んで、
もはや幸せすら感じるお味。



何よりアツアツで、お参りで冷えた身体にみ渡ります。




いや、予想以上にくて、少々舌をヤケドしたりして。 アチチ。 (^^;)









千本釈迦堂17
さて、じっくりと味わって落ち着いた後は、お参りの続きを。




こちらにはおかめ塚なる、お塚が祀られています。



本堂建築で棟梁を務めた大工・長井飛騨守高次(ながいひだのかみたかつぐ)の妻、
阿亀(おかめ)さんが祀られているんですね。



高次が本堂を建築していた時、重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎ、責任ある
棟梁として苦悩している時に「枡組(ますぐみ)で補えばどうか」と助言して、夫の窮地を
ったとか。


これにより夫は工事を無事に遂げる事になったものの、「(専門家でもない)女の知恵で
棟梁が大仕事を成し得たと言われては夫の」と、


上棟式を迎える前に「おかめ」さんは自害してしまったそうな・・・。









千本釈迦堂25
そんなおかめさんのの功績を偲び、こうして祀られているワケですか。



それにしても、なんとも壮絶なエピソードに、思わず合掌・・・。 ( ̄人 ̄;)



ちなみに御利益は、夫婦円満・縁結び・子授け、そして今ではの神様としても
知られるに至るんですね。









千本釈迦堂18
各お堂をお参りした後、また長居したので、こちら納経受付所で御朱印
頂いて帰ろうかと思いましたが、



御本堂の裏手と、寺宝が収蔵された霊宝殿も拝観できる模様。










千本釈迦堂19
もちろん拝観料は別途必要ですが、せっかくなのでお伺いを。 (^^;)



御本堂の裏手、そしてお庭も拝見した後、霊宝殿へ。



ちなみにこれらは特別公開ではなく、常設展示なんですね。









千本釈迦堂21
慶派(けいは)作、重要文化財指定のお像が数多く展示されていますが、
中でも定慶作の六観音像は彫刻も複雑で印象的。



ちなみに六観音とは、真言宗では聖(しょう)・千手(せんじゅ)・馬頭(ばとう)・十一面
(じゅういちめん)・准胝(じゅんでい)・如意輪(にょいりん)の観音を指すんですね。



等身大の六観音像が、これほど完全な形でって残っているのは、極めて珍しい
そうな。 ( ̄人 ̄)









千本釈迦堂22
今回は寺宝のレポはめに、御朱印を頂いてそろそろおいとましましょう。 (^^;)




ちなみに種類は幾つかあるようですが、いずれも御本尊の「お釈迦様」ではなく、
観音様なんですね。









千本釈迦堂23
こちらが一番基本の御朱印になるという事で、


「六観音」(ろっかんのん)の分を書いて頂きました。




先ほど霊宝殿で拝見した仏様方ですね、ありがとうございます~。 ( ̄人 ̄)









千本釈迦堂24
さてさて、そんなこんなで、京都市・上京区は 「千本釈迦堂」(せんぼん
しゃかどう)。


そんなにきくない規模ながらも、国宝のお堂や、秘仏・その他重文のお像など、
多くの寺宝を所蔵するお寺で、大変貴重な拝観をさせて頂きました。 ( ̄人 ̄)



何よりアツアツの大根焚きを頂けて、災厄が祓われた気がしたり。 (^^;)




今年も早くもすところ、あと2週間と少し。


まずは無病息災で年が越せるように、自身でも気を付けたいと思います。 (^^)






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