先月8/31(日)。 京都市・左京区は、下鴨神社(しもがもじんじゃ)へ
行って参りました。




さて、お目当てはコチラ。








下鴨神社27
京都市観光協会(公式サイト)が主催する、第39回・「京の夏の旅」と題した
非公開文化財・特別公開キャンペーン。



このイベントでは毎年冬と夏、1つのテーマを基に、普段は見学する事の
出来ない社寺や、建築・庭園・仏像などを特別拝観できるので、

ワタクシはいつもしみにしているんですよね~。



でも今回は公開箇所のラインナップが少なく、ややしい感じなので、テンションが
下がり気味だったり・・・。




でもでもせっかくなので、一ヶ所くらいはっておきたいな~と。 (^^;)









2014年 京都・秋季・非公開文化財・特別公開-1
ちなみに先日ご紹介しました、→2014年 京都・秋季:非公開文化財 特別公開 
2014/09/07
の方は、毎年春と秋に開催なんですね。




と言うことは、京都では一年中どこかしらで特別公開をしているという事に・・・、









下鴨神社1
そんな細かいくだりはいておいて、 (^^;)


まずはさらっと神域前へ到着。



京阪電車・出町柳駅(でまちやなぎえき)を下車し、徒歩10分程と、これまた駅近で
交通は至便です。









下鴨神社2
一の鳥居をくぐると、太古の原生林の植生を残す森林・糺の森(ただすのもり)が
参道になっているんですね。



樹齢600年からの巨木が生い茂り、敷地も甲子園球場の三倍と広大。




森林浴を楽しみながら、ゆっくりとお社を目指します。









下鴨神社3
深い森を抜けると、じきに朱塗りの立派な楼門が見えてきます。




ちなみに下鴨神社は、世界遺産にも登録されている有名なお社。



そんなメジャーどころの神社ながら、当ブログではまだご紹介したことが
かったので、これを機に今回お伺いしようと思った次第なんです。 (^^;)









下鴨神社4
観光スポットとしても有名なので、さすがに人出も多い。 (^^;)




何はともあれ、お手を清めて、門前で一礼し、いざ潜入~。 (^^;)









下鴨神社5
当神社の創始は紀元前に遡り、崇神天皇七年(B.C.90)には早くも朝廷によって
瑞垣(みずがき)が造替される。


欽明天皇五年(A.D.544)に賀茂祭(葵まつり)が始められるなど、古くから大社として
まつられ、「山城国一の宮」(やましろのくに・いちのみや)と仰がれてきた。

(以下、由緒書きより抜粋。)





なるほど、「山城国」とは、畿内に属する地方行政区分だった令制国の一つとか。

また「一の宮」とは、最も社格の高いとされる神社で、その内の一社が下鴨神社
なんですね。









下鴨神社6
回廊の中から舞殿を狙って1枚、パチリ♪





弘仁元年(810)、「葵まつりの斎王代」で知られる「賀茂斎院の制」がさだめられ、
皇女が当神社の年内祭事を奉仕され、

嵯峨天皇の皇女・有智子内親王以来三十五代、四百年続いた。





京都三大祭りの一つ、葵祭(あおいまつり)は有名ですよね~。


ちなみに平安中期の貴族の間では、単に「祭り」と言えば葵祭のことを指すほど
有名な例祭だったそうな。









下鴨神社7
延暦十三年(794)、十二月二十一日、平安京の遷都にあたって、桓武天皇が
御親斎されたのを始めとして歴代の天皇・皇族方の御参拝は数知れず、

平成六年十一月八日には、天皇・皇后両陛下がお揃いで御親拝になられた。






こうして社歴を拝見すると、御由緒深く、歴代天皇からの御崇敬も深く、改めて

ビッグなお社である事を再認識したり。 (^^;)









下鴨神社8
さて、改めまして中門をくぐり、御本殿へお参りに行きましょう。



神域の最深部へ、いざいざ!  ~(゚д゚)ノ









下鴨神社9
おや、御本殿のすぐ目の前には、十二支の「えと」のお社が祀られています。


各人の守護神になるので、それぞれのまれ年の干支社に参拝すると
御利益があるそうなので、まずはお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)




御本殿との近い距離感が気になるところですが。 (^^;)









下鴨神社10
そう言いつつも、お次は御本殿前へ。 (^^;)




御祭神


西御本宮(にしのごほんぐう:国宝)
・賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)


東御本宮(ひがしのごほんぐう:国宝)
・玉依媛命(たまよりひめのみこと)





はありませんので、お賽銭をすべり込ませ、二礼二拍手一礼、


心静かにお参りをさせて頂きます・・・。 ( ̄人 ̄)





それにしても、鈴がる神社とい神社があるのはなぜでしょうかね。



そういえば伊勢神宮にも無かったので、歴史が深く規模の大きなお社に
多い傾向にあるような気が・・・。






そんな事を言いつつもスキを狙って・・・、









下鴨神社11
また殿内を撮ってしまいました。  (^^;)




しかしながら御簾(みす)が掛かっており、中の様子を伺う事ができず残念。 (^^;)









下鴨神社12
いや、もっと言うと、離れた場所から拝見しても建屋に覆われているので、
御本殿の外観すら伺い知ることが出来ず。 (^^;)



それもそのはず。 来年の4月に執り行われる、21年に一度の式年遷宮に向けて、
大屋根の吹き替え工事が進められているからなんですね。




特別公開に合わせてお伺いしましたが、御本殿の姿から拝見できないとは、
何ともタイミングがい。 (^^;)









下鴨神社13
でもでも、その他の貴重な文化財を拝見できるのは、やはり特別公開ならでは。

そちらを存分に拝見させて頂きましょう。 




ちなみに拝観受付にもスゴイ行列。 (^^;)









下鴨神社14
拝観料600円をお納めし、重文の唐門をくぐって特別公開エリアへ入ります。




例によってこれより先は撮影禁止なので、写真はパンフレットから拝借。 (^^;)









下鴨神社15
御本殿の左に位置する敷地内には、三井神社とその末社・計6社が祀られて
いるので、まずはお参りを。 ( ̄人 ̄)




さて、係りの方からは神社の沿革や、参道で行われる流鏑馬(やぶさめ)神事の事、
その他色々とご説明を頂けますが、

中でも式年遷宮(しきねんせんぐう)に関するお話が興味深い。




ちなみに式年遷宮とは、一定の年月をもって社殿を造り替え、御神体を移す儀式
の事を指すんですね。



史書「百錬抄」(ひゃくれんしょう)によると、長元9年(1036)を第1回として始まり、幾多の
変遷を経て、現在の21年に一度執行するという周期に至ったとか。









下鴨神社28
こちら下鴨神社では、修理・修復をもって、式年遷宮とするそうな。



いや、ワタクシ的には、全てをしく造り替えるのが、「式年遷宮」というイメージ
だったんですが、下鴨神社はそれが出来ないんですね。



なぜなら・・・、




社殿が世界遺産国宝に指定されているから。 (゚д゚)





なるほど、この貴重な文化財を保護するという観点から、取り壊す事が出来ない
ワケですか。









下鴨神社29
昨年末に、→社寺巡り 2013年:三重・伊勢神宮 「お伊勢参り」 第62回・式年遷宮の年 
2013/12/30
で訪れました伊勢神宮も、ちょうど20年に1度の遷宮の年でした。



1300年に渡って続けられ、社殿はもちろん、御装束・御神宝の全てを、連綿と
造り替えて来たお伊勢さん。




こちらは日本の頂点に存在するお社でありながら、世界遺産にも国宝にも指定されて
いないという事実を、改めてこのタイミングで再認識したり。 (^^;)



文化財を保護するという趣旨にそぐわないという理由から、神宮司庁がこれらの
登録申請を行っていないからなんですね。




伊勢神宮という、一つの歴史。


これからも、唯一無二の存在であり続けて頂きたいものです・・・。 ( ̄人 ̄)





と、なぜか伊勢神宮寄りのお話になりましたが、 (^^;)

色々とご説明をお聞きしている内に、何か所もヤブ蚊に咬まれているのに気付いて、
カユイカユイ。 (^^;)









下鴨神社16
いま流行りのデング熱は大丈夫かな~と気になりつつも、お次へ。 (^^;)



ちなみにここから先は写真撮影OKとの事。



葵の庭(あおいのにわ)と呼ばれる庭園だそうですが、





葵、ドコ?・・・。 (゚д゚ ) ~ ( ゚д゚)









下鴨神社17
辺りを探していると、こちらの鉢にポツ~ンと一つ。 (^^;)




斎院御所の中でも、当時ここは特に葵が植わっており、それを再現したお庭なんだとか。



花梨(かりん)の古木も有名なので、今日では「カリンの庭」とも呼ばれているそうな。




新古今和歌集で、第三十一代・斎王式子内親王が歌にもお詠みになったこの葵のお庭も、

今では鉢一つだけとは、あまりに偲びない。 (^^;)









下鴨神社18
そのお庭の敷地内に、御井(みい:重文)、そしてその左手に大炊殿(おおいどの:
重文)があります。



ちなみに大炊殿とは、一般家庭で言うお台所のことで、神様へお供えするお食事を
作る場所なんですね。



御井は井戸で、ここから湧き出る水を使って、調理や神事が行われるんだそうな。


いずれも重要文化財というから、これまたスゴイ。









下鴨神社19
大炊殿内は、意外にも撮影OKとのこと。


それではご遠慮なく、パチリ♪ (^^;)




入り口の土間には(かまど:おくどさん)、そして中の間が台所で、流し台・用具類・
材料などを置く場所になっているんですね。










下鴨神社20
の間は、調理した御神料を盛り付けたり、御神前へお供えする順に配膳棚に
並べておく場所ですか。



今はお供えのレプリカが展示されているので、拝見したところ、
伊勢海老や鯛、鮎などの魚介類を始め、穀物や果物など豪華絢爛。



さすがは神様。 良いものを召し上がるんですね。 ( ̄人 ̄)     ←(当たり前)




それにしても、神社建築の中でもこのような社殿が現存しているのは、とてもしい
事なんだとか。 (^^;)









下鴨神社21
さて敷地を出て、最後に拝見しますは神服殿(しんぷくでん)。


ここは毎年夏と冬、神様へ献上する衣服・御神服(ごしんぷく)を奉製する御殿
であった建物なんですね。



現在ではここで御神服は作られておらず、葵祭に参列される斎王代が休息されるのに
使われているそうな。









下鴨神社22
あと、昔から御所に有事が発生した際、このお部屋に天皇をお通しするのが
神服殿のもう一つの機能なんだとか。


江戸時代1854年に「嘉永の大火」で御所がけた際、当時の孝明天皇が、のちの
明治天皇・従事と共に来られたというエピソードも興味深い。




玉座の上は、格式の高さを示す小組格天井(こぐみごうてんじょう)になっている
のも印象的です。









下鴨神社23
さて、おいとま前に、御手洗池(みたらしいけ)周辺を散策し、御手洗社でも
お参りを。 ( ̄人 ̄)



ついでに、団体さんへの説明を、遠目からタダ聞きしたり。 ( ̄人 ̄)    ←(コラコラ)





また長居したので、そろそろおいとましましょう。 (^^;)









下鴨神社24
最後に、ゴスインは・・・。  (゚д゚) 




いや、こんなに大きな神社で御朱印がないワケありませんね。 (^^;)



受付所には行列も出来ているほどです。 (^^;)









下鴨神社25
ワタクシも順序良く並んで、こちらが頂けました御朱印。



山城國一ノ宮・「賀茂御祖神社」(かもみおやじんじゃ)と書いて
頂けました。


下鴨神社の正式名称が「賀茂御祖神社」なんですね。


緑の双葉葵の印が、これまた奥ゆかしい。 (^^)





それにしても、何と書いて頂いたのか、お聞きしないと判らないほどの達筆。 (^^;)









下鴨神社26
さてさて、そんなこんなで、2014年・「京の夏の旅」 特別公開「下鴨神社」
(しもがもじんじゃ)。


森深い中に鎮座される由緒正しいお社で、良いお参りをさせて頂きました。 ( ̄人 ̄)



社殿の多くが国宝重文というのも圧巻。

そんな普段は立ち入れない場所を間近で拝見できるのも、やはり特別公開ならでは
ですね。  


御本殿を拝見できなかったのは残念でしたが。 (^^;)



でもでも、式年遷宮が終わってまたち着いた頃にでも、再度訪れて
ゆっくりお参りさせて頂きたいと思います。 (^^)






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