7/27(土)。 奈良県・奈良市は「西大寺」(さいだいじ)へ行って参りました。





これまた更新がくなって、もう先々月の事になりますが・・・。 (´д`)






と、自ら嘆いても仕方ないので、


溜まったネタから順番に、チマチマと更新して行きましょう。 (^^;)









西大寺1
というワケで、この日はチョト御用がありまして、近鉄・大和西大寺駅
周辺まで来たんですが、



なかなかる所ではないので、また1ヵ所位はっておこうかな~と。






ちなみに御用といっても、一応はお仕事関連だったりするので、の為。 (^^;)









西大寺2
さて、その御用を済ませた後は、その名も西大寺へ直行。





駅の周辺地図を拝見すると、一番駅近なお寺なんですよね~。









西大寺3
そう言っている内に、徒歩5分ほどで東門へ到着♪





「真言律宗・総本山」 、 「称徳天皇勅願」。






掲げられた木札の文言から、威厳の感じられる門構えです。







それにしても、ここしばらくの社寺巡りは神社が続いていたので、

お寺への参拝は久しぶりのような・・・。









西大寺4
さて、寺名が刻まれた大きな扁額を見上げつつ、まずは門前で一礼して

潜入~。  ( ̄人 ̄)









西大寺5
西へっ直ぐと伸びた参道を進んで行きます。





西大寺の創建は、奈良時代の天平宝字八年(764)に称徳天皇が鎮護国家と
平和祈願のために、七尺の金銅四天王像の造立を発願されたことに始まる。

(以下、お寺の由緒書きより抜粋。)









西大寺6
こちらの伽藍(がらん)案内図で、現在の位置関係を確認。



いや、予想外に広い境内だったので。 (^^;)






当時の境域は、面積三十一町(約48ha)に及ぶ広大なもので、ここに東西両塔ほか
十一面堂院など、百十数宇の堂舎が甍(いらか)を並べていた。

文字通り、東の東大寺に対する、西の大寺にふさわしい官大寺であった。









西大寺7
ハスの葉を手前に、四王堂も1枚、パチリ♪






その後、平安時代に再三の災害に遭い、さしもの大伽藍も昔日の面影をとどめずに
哀頽(あいたい)した。






なるほど、往時の奈良では、東西を二分する大寺だったんですね。



現在では、西大寺の方が廃れてしまっているとは、寂しい限りです・・・。









西大寺8
でも現存する御本堂は、立派な造り。

宝暦二年(1752)の建立で、重要文化財にも指定されているんですね。






鎌倉時代も半ば頃になり、稀代の名僧・興正菩薩叡尊(えいそん:1201~1290)が
この寺に入って復興に当り、創建当初とは面目を新たにした真言律宗の根本道場
として伽藍を整備された。









西大寺9
お参り前に、まずはこちら手水舎でお清めを。





ここでフト後ろを振り返ると・・・、








西大寺10
御本堂前に、石垣で築かれた舞台の様なものが見受けられます。




イベント用のステージでしょうか。 (゚д゚)    ←(そんなワケない。)









西大寺11
少々調べてみたところ、これは塔跡(とうあと)であるもよう。




奈良時代、境内に東西両塔が建てられた内の東塔跡だそうな。



創建当初のものは共に平安時代に焼失し、東塔は藤原後期に再建されたものの、
室町時代文亀2年(1502)に焼失してしまったんですね。





こうして大きな基壇や礎石を拝見すると、隆盛した往時が偲ばれます・・・。 ( ̄人 ̄)
 








西大寺12
それでは御本堂へお参りに向かいましょう。 (^^)




靴を脱ぎまして、お邪魔します~。









西大寺13
おっと、拝観料が必要です。




これくらい大きな規模のお寺になると、当然ですか。 (^^;)






危うく強行突破するところだった。 (^^;)









西大寺14
御本堂のほかに、愛染堂(あいぜんどう)・四王堂(しおうどう)も
拝観できるんですね。



聚宝館(じゅほうかん)は、特別公開時期しか拝観できないとの事で、残念。





というワケで今回は、「御本堂・愛染堂・四王堂」の三堂共通券(800円)をチョイス。









西大寺15
では、チケットをり締め、


改めまして御本堂内へ、お邪魔します~。 (^^;)





ちなみに内部は撮影禁止との事なので、写真は毎度パンフレット
他から、拝借を。 (^^;)








ほの暗く静かなお堂内は、幾多の灯篭に灯がともされ、幻想的な雰囲気を
醸し出しています。









西大寺16

御本尊


・釈迦如来立像(しゃかにょらいりゅうぞう:重文)





建長元年(1249年)、仏師・善慶の作で、

興正菩薩の発願によって、京都は嵯峨清涼寺の釈迦如来像を摸刻した
霊像だそうな。




ちなみに摸刻となった釈迦像は、37歳の時の生き姿を彫ったものと
伝わるとか・・・。






き日のお釈迦様に思いを馳せ、お参りさせて頂きます・・・。 ( ̄人 ̄)









西大寺17
その後、弥勒菩薩(みろくぼさつ)様にお参りしたあとは、文殊菩薩騎獅像
にもお参りを。



中興の祖である叡尊上人は存命中、特に文殊信仰により難民の救済に
注力されたそうな。





こちらの五尊像は、叡尊上人の没後、十三回忌にお弟子さん達によって造られた
霊像なんですね。





・右前 : 善財童子(ぜんざいどうじ : 全高89cm)
・右後 : 仏陀波利(ぶっだはり : 全高104cm)

・左前 : 優填王(うでんおう : 全高119cm)
・左後 : 最勝老人(さいしょうろうじん : 全高106cm)





四躯の脇侍にられた、ひと際大きな中央のお像。



獅子・中尊像を合わせて全高251cmと、その大きさ、高貴なお姿に圧倒されます。









西大寺18
おや、お堂内の一角に、これまた巨大なお茶碗を発見。 (゚д゚)




大茶盛式(おおちゃもりしき)云々と記されていますが、説明書きを

詳しく拝見すると・・・、









西大寺19
叡尊上人が、その年の正月に大切な法要を無事にすませたお礼にと、
西大寺の鎭守である八幡宮にを献じ、


その余服を集まった人々にけ与えたのが始まりと言われる茶儀だそうな。





当時、お茶は貴族の高貴薬であり、民衆の手に入らないものだったんですね。






現在のような抹茶茶碗や、お作法も無い時代だったので、このような大きな器に入れて、
皆で分け合ってし呑みしていたんだとか。





その名残りが750年を経て、今もこうして伝わっているとは、なんとも

奥ゆかしい・・・。 ( ̄人 ̄)






それにしても、毎年テレビのニュースとかで見るこの行事が、こちらのお寺で
行われていたとは、





めて知ったり。 (^^;)    ←(お勉強不足)









西大寺20
そう言いつつも、続いては2ヶ所目、愛染堂(あいぜんどう)へ。 (^^;)






こちらのお堂内もまたほの暗く、神秘的な空間。




堂内の中央には、重厚な造りの大壇(だいだん)と、礼盤(らいはん)が
据えられています。



この「黒漆彩色華形大壇」と「黒漆箱形礼」は、いずれも鎌倉時代の作で、
重文にも指定されているとは、これまた貴重な文化財です。





ちなみに「大壇」とは、法要の際に僧侶が修法に用いる、きな正方形の壇の事。

ここが仏様のをお迎えする場所になるんですね。



こういった様式が、真言密教のお寺の特徴でもあるんだそうな。






では続いて、奥の御本尊様にお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)









西大寺21
しかしながら、厨子に納められた愛染明王像は秘仏なので、お姿は拝見できず。


年に2回、特別開扉の期間があるそうですが、今回はそれに当たっておらず、
残念。 (^^;)





なので本日は御前立ちと、お写真を前に、お参りさせて頂きます。 ( ̄人 ̄)









西大寺22
ちなみにこちらの愛染明王様、JR東海のCMポスターにも登場されて
いるんですね。





梵名は「ラーガ・ラージャ」。



赤い王様とも訳されるだけあって、真紅に染まった躯体がとても印象的です。





我々衆生(しゅじょう)の、「煩悩と愛欲」についてかれているのでしょうか、

忿怒(ふんぬ)の相の中にも、慈悲が感じられます。









西大寺23
お堂内で色々とご説明を頂いている内に、また長居してしまったので、

そろそろお次へ。 (^^;)






いやワタクシ、社寺巡りではいつも色々と掘り掘り聞いてしまうので、

そこに長居の原因があるんでしょうが。 (^^;)









西大寺24
そう言いつつも、こちらが最後の拝観、四王堂(しおうどう)へ、

お邪魔します~。 (^^;)






さて、こちらは創建期の由緒を伝える、唯一のお堂なんですね。



現・四王堂は延宝二年(1674)に建立されたもので、装いは比較的簡素なものの、
東西九間・南北七間と、威風堂々とした趣を感じます。






身長が丈六(じょうろく:1丈6尺・約4.85メートル)もある巨大な御本尊、

十一面観音立像にお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)





それにしてもあまりのきなお姿に、間近で見上げて拝見すると、すくんでしまうほど。






人気アニメ・「進撃の巨人」でいうと、5m級巨人の大きさでしょうか。






う~ん、50m級の巨人なんかが目の前に現れたらワタクシ、絶対に



気絶する自信があります。 (^^;)









西大寺25
ワケの判らない事をブツブツ言っていると、拝観終了のお時間に。 (^^;)





今日は遅めに来たので仕方ありません、そろそろおいとましましょう。 (^^;)









西大寺26
おっと、御本堂で御朱印を頂くのは忘れずに。 (^^;)




御本尊様である、「釈迦如来」(しゃかにょらい)と書いて頂けました。



ありがとうございます~。 ( ̄人 ̄)






ちなみに、各お堂でもそれぞれ御朱印は頂けるようですが、本日はこちらだけで。 (^^;)









西大寺27
さてさて、そんなこんなで、奈良市は「西大寺」(さいだいじ)。



久しぶりに奈良県の寺院に訪れましたが、規模の大きなお寺にしては人も少なく、

とてもかなお参りをさせて頂きました。




貴重な文化財も多く、さすがに見ごたえも充分。 (゚д゚)






歴史的に東西で隆盛を分けた大寺。



またの機会、「東大寺」にも訪れたいと思います。 (^^)






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