京都・祇園「崇徳天皇御廟」(すとくてんのうごびょう)月次祭 2013/07/31
の続きで、



ややっ張りながら、祇園周辺をウロウロ。 (^^;)








祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開1
いや、御廟を後にし、こうして花見小路通を散策しながらおウチヘ帰ろうと
思っていましたが、



そのに・・・、









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開2
祇園甲部歌舞練場(ぎおんこうぶ・かぶれんじょう)に

立ち寄ることに。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開3
歌舞練場の入り口には、京の夏の旅・「特別公開」の看板が
設置されています。




7月13日(土)~9月30日(月)の間、普段は非公開の庭園などが、特別に
公開されているんですよね~。






せっかく目の前を通るのだから、拝見して行こうかなと。 (^^;)









2013年・第38回 「京の夏の旅」1
ちなみに、→2013年第45回・「京の夏の旅」文化財特別公開 2013/06/10で書きました、

「京の夏の旅」特別公開シリーズ。




そのパンフレットの表紙にも採用されていたのが、こちらの歌舞練場でした。





ちなみに歌舞練場とは、芸・舞妓さんの歌舞音曲の練習場であり、
その発表の会場でもあるんですね。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開5
それでは門前で一礼して、潜入~。    ( ̄人 ̄)




いや、一礼する必要はありませんか。 (^^;)






敷地内の左手には、さっそく重厚な造りの建物が目に入ってきます。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開4
歌舞練場の本館も1枚、パチリ♪




何だか、お寺のお堂のような造りだな~と感じましたが、それもそのはず、


元は花見小路通西側にあった、建仁寺の塔頭(たっちゅう)・清住院(せいじゅう
いん)が歌舞練場に改築して使用されたからなんですね。




大正2年、現在の場所に移転し、都をどりは毎年この歌舞練場で上演され続けて
いるワケですか。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開6
江戸時代、祇園社(現在の八坂神社)へお参りする人々に、湯や茶のほか
お酒を出してもてなす茶店(お茶屋)が辺りに建ち始めたそうな。



その店で働く女性、茶汲女(ちゃくみおんな)が歌や舞を披露するようになり、
それが現在の芸・舞妓さんの起源になったんですね。




社寺を巡礼した多くの人たちの労をねぎらい、心をした事でしょう。






いつも社寺ネタをメインに展開している中、時々舞妓さんネタを
ねじ込んだりしていたので、この様なエピソードを紐解くと、


あながち的外れではなかったかも。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開7
ややこじつけ気味に展開させながらも、拝観料600円をお納めし、

お邪魔します~。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開8
入り口正面では、40年にわたり花街を撮影されている写真家、溝縁ひろし先生の
写真展が開かれています。



今後の舞妓さん撮影の参考にすべく、じっくりと拝見させて頂きましょう。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開9
ちなみに写真展以外は、館内・お庭を含めて撮影OKとの事。




さて、エアコンの効いたこちらの涼しいお部屋で、ご説明が始まるとの
事なので、拝聴を。 (^^;)






まずは花街の歴史からお話し頂けます。


ちなみにこの花街(かがい)という言葉、中国から入ってきた花街柳巷(かがい
りゅうこう)なる四字熟語に由来するそうな。



「花街」とはの咲いている街、「柳巷」とはの木を植えてある街路を指すとか。




昔の中国には、お茶やお酒の接待と共に、歌舞音曲を楽しむ遊郭があったそうで、
その言葉と文化が日本に入ってきたワケなんですね。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開11
京都には五花街あり、歴史の古さは「上七軒」が一番。


その次に、こちら「祇園甲部」になるそうですが、それでも400年前・寛永年間にまで
遡るというから、これまた歴史深い。





明治19年、元々は一つであった広大な祇園は、京都府の法律によって二つに
けられたんですね。



四条通から北の方を祇園乙部と区分し、後に改称され、現在の祇園東
至るんだそうな。





現在の祇園甲部という名称は、そのような経緯の名残りという事に、今さらながら

納得。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開12
フト見上げた欄間(らんま)が珍しかったので、1枚パチリ♪


聞く所によると、祇園の紋章である八個のつなぎ団子を表現しているそうな。





そんなな細工が施された本建物・八坂倶楽部(やさかくらぶ)。


元々は大正五年、大正天皇の御即位を記念して、饗宴場として建てられたのが
創始なんですね。




現在は主に、都をどりの待合として使用されているんだとか。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開10
明治5年・その都をどりが始まって以降、およそ150年を経る中、歴史的に由緒ある建物
という事が認められ、

国登録・有形文化財にも指定されているとは、これまたスゴイ。 




色々とご説明頂けて、ホント勉強になります・・・。 ( ̄人 ̄)








続いてお庭も拝見して行きましょう。 (^^)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開13
靴を履いてお庭に出られますが、それにしても外はモノスゴイ暑さ。



戸を開けると、熱風が入ってきます。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開14
さてこちらのお庭、織田信長の弟で茶人でもあった、織田有楽斎(おだうらくさい)
の邸宅跡と伝えられているんですね。




正面にはドーンと大きな石の橋が掛かっています。


京都名産・鞍馬の赤石で、今ではこの様な立派なサイズのものは、なかなか
お目に掛かれないんだそうな。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開15
池にはが涼しげに、気持ち良さそうに泳いでいますね~。




ワタクシも飛び込んで、一緒にぎたいくらい。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開16
でも実際にそんな事をすると、本物の変態なので、


こうして滝でも見て、目でんでおきましょう。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開17
お庭の方も、拝見を。 (^^;)





緑多く、を中心とした回遊式庭園。



大正期に建てられた歌舞練場別館棟、そして八坂倶楽部にまれた歴史ある情景は、

なんとも深いがあります。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開18
お庭の東側には、お茶室もあるので拝見しましょう。





如庵(じょあん)と名付けられたお茶室。


本物は愛知県犬山市の有楽苑にあり、国宝にも指定されているんですね。



有楽斎自身の造った有名なお茶室が、こうして邸宅跡にも同じを持って
建てられているのは、奥ゆかしい。 





四畳半の小さなお茶室ですが、有楽斎の往時が偲ばれます。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開19
少し北側へ進むと、右手奥に「崇徳天皇御廟」の裏側が見えてきます。



なるほど、この様な位置関係になっていたんですね。






それにしても、歌舞練場とホントに表裏一体な位置関係で、少々驚き。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開20
熱中症になるといけませんので、そろそろ八坂倶楽部に戻りましょう。




あまりに暑くて、拝観もになってきた。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開21
室内では「都をどり」の衣裳や、簪などの小道具も展示されているとは、

なかなかに見どころが多い。




ちなみにこちらの衣裳、高価な西陣織ながら、毎年交換され、使い回しは
されないんだそうな。






しきものにはまた、さを感じたり・・・。 ( ̄人 ̄)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開22
最後に、京都・花街のプロモーション映像の拝見も。




祇園の概略から、舞妓さんの「お店出し」・「襟替え」などのご説明まで、

これまた内容が濃い。









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開23
大量にをかいたあと、冷房の効いた室内にいたので、今度は寒く
なってきました。




風邪を引かない内に、そろそろおいとましましょう。 (^^;)









祇園甲部歌舞練場庭園・特別公開24
さてさて、そんなこんなで、2013年・「京の夏の旅」 特別公開:
「祇園甲部歌舞練場庭園」(ぎおんこうぶ かぶれんじょうていえん)。



「崇徳天皇御廟」からの帰りにふらりと訪れましたが、普段は非公開の庭園や

文化財をたっぷり拝見させて頂きました。 ( ̄人 ̄)




色々と、花街についての勉強にもなったり。 (^^;)





でもホント、この周辺は御挨拶回りなどでよくお邪魔していましたが、らない事も多く、
今回改めて、京都花街の魅力を再発見したような気がします。 (^^)







今後の舞妓さん撮影は、また違った視点から狙える様になるかも

知れません・・・。 (^^;)     ←(最後はそこですか)






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