11/3(土)。 京都・上京区は「報恩寺」(ほうおんじ)へ行って参りました。




さて、本日のお目当ては、コチラ。






2012年 京都・秋季・非公開文化財・特別公開 その2_1
2012年第48回京都・秋季:非公開文化財特別公開 & その2
ご紹介しました、



”京都古文化保存協会”が主催する、秋期の「特別拝観」
いよいよ始まりなのです。







と言っても、毎度更新がいので、実際の拝観期間は既にわって
しまいましたが。 (^^;)









報恩寺2
そんな事を言いつつも、まずは堀川通を北上。



足取りもやかに進んで、じきにお寺へ到着♪









報恩寺3
本特別公開恒例の白い案内看板も、しっかと設置されています。



久しぶりの特別拝観に、テンションがって参りました。 (^^)






それでは気持ちを整えまして、いざ潜入~。 いざいざ!  (゚д゚)ノ








しかしここで、参道をよくると・・・、









報恩寺5
何ですか、この行列は~。 (´д`) ノ




どうやらこの特別公開を拝観する為に、皆さんんでいる模様。






う~ん、世の中には社寺好きの人って、


多いんですね~。 (^^;)     ←(その内の1人)








とりあえず、列にびましょう。 (^^;)










報恩寺6
いや、それにしてもこの行列、どこまでいているんでしょうか。





やっと山門まで到着しましたが、入り口から歩いて20秒位の距離なのに、


20分以上掛かってるし。 (^^;)









報恩寺7
まだ遥か先まで続いてる・・・。 (´д`) 



受付までまだ大分掛かりそうなので、先にお寺の沿革を。 (^^;)






報恩寺は正式な名称を「堯天山佛牙院 鳴虎 報恩寺」(ぎょうてんざん
ぶつがいん なきとら ほうおんじ)という。


はじめは「法園寺」として鎌倉時代の名匠・快慶作の阿弥陀如来を本尊とする
天台浄土兼学の寺として創建された。

(以下、拝観の手引きより抜粋。)









報恩寺8
境内に入ると、右手にお稲荷様が見えてきます。



一度列から離れると、元にれないので、遠目からお参り~。 ( ̄人 ̄;)






文亀元年(1501)に後柏原天皇が、御帰依篤かった慶誉明泉(きょうよ
めいせん)和尚に詔勅を賜わって復興せしめられ、寺号も報恩寺と改めて、
浄土宗の寺院となった。






現在では浄土宗に改められたものの、元々は天台宗と浄土宗、
両方の教えを説くお寺であったそうな。









報恩寺9
やっと受付が見えてきましたよ~。 (^^;)






天皇は詔勅と共に、太平記第八巻「谷堂炎上の事」に所載の元葉室山
浄住寺にあった三国伝来の仏牙舎利(ぶつげしゃり)、

及びその縁起ならびに厨子入り阿弥陀三尊などを下賜せられた。







皇室ともゆかり深いお寺なんですね。


下賜された寺宝も今回公開されるとの事で、こちらもしみ。 (^^)









報恩寺10
さて、みっちり40分並んで、やっと受付へ到着。



なんか、妙な達成感が。 (^^;)






何はともあれ拝観料をお納めし、めて潜入~。 (^^;)









報恩寺11
綺麗にお手入れされた前庭も、一枚パチリ♪






当時の所在地は、現在の京都御所内、元有栖川宮邸址である事が
二条家所蔵国宝の京都名所絵図に明示されている。


その後、天正十三年(1585)の豊臣秀吉公は、自らの叔父にあたる
当寺第九世・称誉甫公堯天和尚に帰依篤く、現在の地に寺を替地し建立した
のが現在の報恩寺である。









報恩寺12
つまりエピソードによると、かつては御所内・一条高倉辺りに所在していた、
という事をしているんですね。



ちなみに一条高倉周辺は当時の御所の鬼門に当たる場所であり、報恩寺が
その鬼門を守っていた、とも伝えられているそうな。





なるほど、御所からほどい事もあって、これまたゆかりを感じます。









報恩寺13
趣のある枯山水(かれさんすい)のお庭も拝見。


が少しはけるまで、しばらく鑑賞させて頂きましょう。 (^^;)






こちらもお手入れが行き届いて、とても綺麗なお庭です。




を使わず、白砂を持って大海を表す。







一見すると、無機質にも思える枯山水のお庭も、

こうして静かに眺めていると、心がわれるようで不思議です・・・。 ( ̄人 ̄)









報恩寺14
でも11月に入ると、さすがにくなってきますね。




足元がたくなってきたので、そろそろお堂内にお邪魔しましょう。 (^^;)










報恩寺15
`;:゙;`;・(゚ε゚; )ブッ!!



お堂内も、スゴイ人。 (゚д゚;)




いやホント、そんなに広くないこのお堂内に、ざっと見て150人位は
入っているでしょうか。





後方はもうスタンディングになっていて、御本尊様のお姿すら
拝見できない状況。





もうれきって、椅子に座っている人も見受けられますよ~。






う~ん、世の中には社寺好きな人って、


こんなにるんだな~と。 (^^;)     ←(その内の1人)









報恩寺16
待っていても一向に人はらないので、やや強行的にお参りを。 (^^;)




ちなみにお堂内は、例によって撮影禁止なので、写真はまたまた
パンフレット他より、拝借。 (^^;)






御本尊

・快慶作:阿弥陀三尊像(あみださんぞんぞう)

 中央:阿弥陀如来(あみだにょらい)
 右脇侍:観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
 左脇侍:勢至菩薩(せいしぼさつ)






江戸時代、享保と天明の二度の大火に遭ったものの、いずれも奇跡的に
災禍を免れて現存している仏様方なんですね。





お姿ははっきりえませんが、こうして特別公開という機会ながら

お会いできる事を、感謝いたします~。 ( ̄人 ̄)







大変なごみの中、何とか気持ちを落ち着けて、お参り~。 ( ̄人 ̄;)









報恩寺17
続いて、寺宝も拝見を。




豊臣秀吉は池田輝政宛ての朱印状や、織田信長像のお軸など、とても
貴重な文化財が展示されています。






手を伸ばせばれる様な距離に掲げられていて、心配になるほど。 (^^;)









報恩寺18
こちらでは、鳴虎図(なきとらず)のご説明が始まっています。



通常は何と12年に一度、寅年の正月三が日にしか公開されないという
お軸なんだそうな。





中国の代(みんだい・1400年代)、仁智殿(中国の絵を描く役所)・四明陶いつ
(しめいとういつ)という画人によって描かれた画。



川の水を飲む虎、二羽のカササギ、松林に岩など、これらの題材や構図から、
まさに当時の中国の風景を表し、描かれた事を表しているんですね。





絹に直接色を付ける、絹本着色(けんぽんちゃくしょく)という技法で
描かれており、立体的に見える様は圧巻。



ダイナミックながらも、虎の毛は一本ずつ丁寧に描かれており、実に繊細。







この画を大層気に入った豊臣秀吉が、聚楽第(じゅらくだい)に持ち帰った際、
夜に画の虎がきだして一睡も出来なかった、という逸話が残っているそうな。



なるほど、このエピソードから「鳴虎図」と呼ばれる様になったんですね。









報恩寺19
上段の間でお参りした後、これまた貴重な寺宝を拝見。



「厨子入千体地蔵菩薩像」(ずしいりせんたいじぞうぼさつぞう)。





重要文化財で、通常は京都国立博物館に寄託されており、公開は今回が
だそうな。




鎌倉時代(13世紀末)に製作されたもので、岩山の斜面に地蔵菩薩が
ズラリとぶ構図なんですね。



厨子の高さ約19cm、岩山の高さ約13cm、そして中央の中尊像は約3cm。



小さいながらも、恐ろしく精密に彫刻されていて、800年前の彫刻技術の
高さに驚かされます。





お像は全て白檀(びゃくだん)と呼ばれる香木から、そして岩山は檜(ひのき)
で彫られているそうな。




中尊下は、憤怒相の閻魔(えんま)大王と、冥官(みょうかん)も精巧に表現
されています。







そもそもこのお厨子、なぜこんなにさなサイズに造られたのかというと、
ち運んで使う事を前提に造られたからなんですね。




ちなみに、このような形態のお厨子を、「携行用仏壇」と呼ぶんだとか。







当時の僧侶がこれを持ち、人々に仏の教えをいて廻ったのかも知れません・・・。



ワタクシも、ここでお目に掛かれる事に感謝しつつ、お参りを・・・。 ( ̄人 ̄)







それにしても近寄ってずっと拝見していると、造りがあまりに細かいので、

目がチカチカしてきた。 (^^;)









報恩寺20
さて、また長居したので、御朱印を頂いておいとましましょう。 (^^;)





特別公開などの場合は、書置きが多いのですが、こちらのお寺では

手書きで頂けるんですね。






でも御朱印を求める人も多く、こちらでもやはり行列に。 (^^;)









報恩寺26
重要文化財の梵鐘も拝見したあと、山門の前で一礼。




ありがとうございました~。 ( ̄人 ̄)









報恩寺24
おっと、ちなみに頂けました御朱印のご紹介も。



「本尊阿弥陀如来」(ほんぞんあみだにょらい)と書いて
頂けました。






ありがとうございます。 (^^)









報恩寺25
さてさて、そんなこんなで、京都・2012年秋期・特別公開 「報恩寺」
(ほうおんじ)。




規模的にはさなお寺ですが、歴史深く、皇室ともゆかり深く、良いお参りを
させて頂きました。 ( ̄人 ̄)



滅多に拝見出来ない大変貴重な寺宝の数々も拝見できて、大満足。 (^^)




う~ん、やはりこの特別公開シリーズ、れません。 (^^;)







それにしても、世の中には社寺好きの人って、

多いんですね~。 (^^;)     ←(クドイ)




ホント、今回は特にスゴイ人出で、チョトれてしまいました・・・。 (´д`)






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