4/8(日)。 京都・山科区は、毘沙門堂(びしゃもんどう)へ行って
参りました。






毘沙門堂門跡1
というワケで、まずは「JR・山科駅」を出発。





目指すお寺は駅から北の方角、の麓に位置しているんですね。



少々上り坂。 お天気が良い事も相まって、早くもばんできた。 (^^;)





参拝客であろう人たちの姿も、既に多く見受けられます。








さて、本日のお目当てはコチラ。



毘沙門堂門跡2
観桜会(かんおうかい)。




の見頃に合わせて催され、境内ではお茶席や琴の生演奏も奉納される

お花見の会なんですね。





樹齢150年の枝垂桜(しだれざくら)も有名なので、楽しみです。








毘沙門堂門跡3
道中、沿いに咲く桜もパチリ♪




手前の菜の花との対比がいい具合に撮れて、ご満悦。 (^^)





最近は写真の視野を広めて、風景的な画にも挑戦しているんですよね~。 (^^;)








毘沙門堂門跡4
境内までもう一息のところで、スゴイ階段。




それにしてもこちらのお寺、観光寺院でもないのに、けっこう参拝客が
上って行きますね。





皆さんこういうのを、いつもどうやって調べて来られるのか、不思議。 (^^;)








毘沙門堂門跡5
そんな事を言いつつも、なんとか上りきって仁王門の前へ。 (^^;)



それでは呼吸と気持ちを整えまして、いざ潜入~。






毘沙門堂は天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と鄙(ひな)びた山寺の
風情を伝える古刹である。創建は大宝三年(703)、文武天皇の勅願で、
僧・行基によって開かれた。
(以下、お寺のパンフレットより抜粋。)






おお、こちらのお寺、門跡寺院でしたか。



ちなみに、門跡寺院とは、代々天皇家の血を引く住職が勤めた、
大変由緒のある寺院の事なんですね。 ( ̄人 ̄)








毘沙門堂門跡6
境内に入ると、周囲はに囲まれていて、山寺としての風情を感じます。






当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺
といった。その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文五年(1665)、

山科安朱の地に再建。後西(ごさい)天皇の皇子・公弁法親王(こうべん
ほっしんのう)が入寺してより門跡寺院となった。








毘沙門堂門跡7
こちら手水舎でお清めを。


鮮やかな緑に苔むして、いい感じ。





伝教大師が唐より将来された鎮将夜叉法という行法は、天台五箇大法の
ひとつとして当門跡だけに伝わる秘法である。








毘沙門堂門跡8
本堂前の桜も、いい具合に花開かせています。





ご本尊の毘沙門天は、天台宗の宗祖で比叡山を開かれた伝教
大師のご自作で、延暦寺根本中堂のご本尊薬師如来の余材をもって
刻まれたと伝えられる。






寺名が「毘沙門堂」という位なので、御本尊はもちろんのごとく、
「毘沙門天」様です。 (^^;)








毘沙門堂門跡9
さて、まずは御本尊の安置される本堂でお参りしようと思いましたが、
なんだか全体がシートに覆われています。




修復中なんでしょうか、本堂の全容が把握できず、チョト残念。 (^^;)








毘沙門堂門跡10
これまた本堂には、けっこうが入って行きます。





世の中には社寺好きな人って、いんですね~。 (^^;)  ←(その内の一人)








毘沙門堂門跡11
少し人がはけるのを待ってから、お邪魔します~。 (^^;)



ちなみにお堂内は、例によって撮影禁止です。






さてこちらの本堂、将軍家家綱が大檀越となり、紀伊と尾張の徳川家
から木材が寄進されて寛文6年(1667)に竣工したんだとか。

全体に漆塗りや彩色彫刻が施されていて、とても印象的な造りです。








毘沙門堂門跡12
それではお参りさせて頂きましょう。




御本尊

・毘沙門天(びしゃもんてん)





御本尊は秘仏で、お姿が見える毘沙門天は、御前立ち本尊なんですね。





ありがたく静かに、お参りさせて頂きます・・・。 ( ̄人 ̄)







続いて左手・「不動明王」、「三宝荒神」、そして右手の「東照権現」(徳川家康を
神格化したお像)にもお参りして行きます。





そういえばこの日は、花祭り(釈迦の誕生日を祝う仏教行事)の日
でもありました。 (゚д゚)


それでお堂内には沢山のが用意されていたんですね。





ワタクシもそのお花を捧げ、お釈迦様にお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)








毘沙門堂門跡13
さて、存分にお参りさせて頂きましたので、次の拝観へ。 (^^)





それにしても本堂内、お線香のがモノスゴくて、目が痛いくらい。 (^^;)








毘沙門堂門跡14
を愛でながら本堂脇を進んでいくと、なにやら荘厳なの音が
聞こえてきます。








毘沙門堂門跡15
なるほど、こちら宸殿(しんでん)前で筝曲(そうきょく)の奉納演奏が
行われているんですね。





でも鑑賞はチョト後回しにしまして・・・、








毘沙門堂門跡16
本日のもう一つのお目当てである、寺宝の鑑賞を。 (^^;)




何でも、NHKで紹介されたという「襖絵」や「庭園」が見ものだそうな。





本堂は無料ですが、ここからは志納金500円が必要です。



それではワタクシもお納めして、お邪魔します~。   ~(゚д゚)ノ@








毘沙門堂門跡17
またまた例によって内部の撮影は禁止なので、一部画像は
パンフレットより拝借。 (^^;)





ではさっそく、御霊殿の中を拝見しましょう。








毘沙門堂門跡18
おお、天井にはいきなりの天井画が。


室内のどの位置から見ても、龍とが合う様に見える画法、つまり
禅宗のお寺で言う、八方睨(にら)みの龍として描かれているんですね。





狩野永叔主信(かのうながすえおものぶ)筆。 荒々しい筆使いで、
龍の持つ豪快さを表現しています。




禅寺では天井の高い法堂(はっとう)に描かれることの多い画ですが、

こちらのようにお堂ではない、天井の低い室内に描かれるのは
少々珍しいかも知れません。








毘沙門堂門跡19
ちなみに、お寺の方が参拝客に色々と説明して頂けるんですね。

というワケで、お次はゾロゾロと宸殿(しんでん)へ移動。 (^^;)





もとは御所にあった、帝のプライベートルームを移築したものが、この宸殿
なんだとか。 門跡寺院だからこそ拝領する事が可能だったんですね。





分厚い畳表、いわゆる玉座もドーンと中央に。 風格を感じる御成之間です。








毘沙門堂門跡20
さてお隣の部屋には、珍しい襖絵(ふすまえ)があるんですね。

狩野益信(かのうますのぶ)の作で、障壁画・全百十六面。




逆遠近法という手法を用いて描かれたものが、特に面白い。




見る位置によって、描かれた橋の欄干や机の角度が劇的に変化して、スゴイ。

現代で言うトリックアートの類でしょうか。





へと、  (゚д゚)===(゚д゚)



何度も往復して見入ってしまいます。 (^^;)








毘沙門堂門跡21
先に進むと、お次は円山応挙(まるやま おうきょ)筆・鯉の衝立。



背景の白いうねり、傷のように見えますが、水面(みなも)なんだとか。


相乗効果として、鯉がいきいきと映える様にえて表現されていたとは、
なかなかに奥が深い。





それにしても、数が少ないといわれる本物の応挙の作品を、こうして
間近で拝見できる事に、チョト感動。 (^^;)






ちなみにこちらの画も、トリックアート。 右へ移動しながら見ると、
メタボな鯉になっていくという仕掛けで、




へと、  (゚д゚)===(゚д゚)



またまた何度も往復して見入ってしまいます。 (^^;)








毘沙門堂門跡22
お部屋の最後は、お客さんを通す客間・「梅の間」を拝見。 
襖絵に特徴があるそうな。



題材は、わざと不調和な組み合わせで描かれており、


左側は「梅に」、ではなく「山鳥」、 そして
右側は「竹に」、ではなく「ひよどり」と、

われてみれば、一般的な組み合わせではないことに気付きます。




つまり、っていない。 すなわち、本日わず、
を意味するんだとか。


この客間に通されたお客さんは、「今日は帰って下さい」という空気を読んで
おいとまするというシステムですか。







う~ん、あまりにしすぎます。 (^^;)



何だか、京都流・ぶぶ漬けの例えにも通ずるような。 (^^;)






もしワタクシがこのお部屋に通されたら、一日中待っていそうな
気がします。 (^^;)










毘沙門堂門跡23
そんな事を言いつつも、庭園の晩翠園(ばんすいえん)も拝見。 (^^;)





雄大な回遊式庭園で、とても見応えがあります。






それにしてもこの時点で、えらく長居しているような。 (^^;)








毘沙門堂門跡24
先ほど後回しにした筝曲の奉納演奏も、御霊殿前から拝聴。 ( ̄人 ̄)





境内の桜、ポカポカ陽気、そして琴の音・・・、



絵に描いたような日本の春という雰囲気で、幸せを感じたり。 (^^;)






さて、時間も押してきたので、有名なも拝見しようかと思いましたが・・・、








毘沙門堂門跡25
こちらは見事なゼロ部咲き。 (´д`)





枝垂桜(しだれざくら)で、高さ約10メートル、枝張り約30メートルで樹齢は
150余年。



満開になった様は、さぞ見事でしょう。






てる事はありません。 またの機会に拝見を。 (^^;)








毘沙門堂門跡26
次に向かいたい所があるので、境内の三王社・弁財天・稲荷社は、



やや急ぎ気味にお参り~。 ( ̄人 ̄;)








毘沙門堂門跡27
時間が押していても、御朱印を頂くのは忘れずに。 (^^;)




「春・100冊限定」の御朱印帳なんかもご用意されているんですね。








毘沙門堂門跡28
そんな限定バージョンが気になりつつも、こちらが頂けました御朱印。 (^^;)




御本尊の「毘沙門天」と書いて頂けました。





十分に御礼を申し上げてから、おいとまを。  ありがとうございました。 m(_ _)m




そして、急げ急げ。 (^^;)








毘沙門堂門跡29
桜を愛でながら御抹茶も頂きたかったんですが、こちらも
またの機会に。 (^^;)








毘沙門堂門跡30
さてさて、そんなこんなで、京都・山科区は「毘沙門堂」
(びしゃもんどう)。



最後はややドタバタ。 (^^;)



でもでも、桜の時期にあわせていお参りをさせて頂き、多くの貴重な
寺宝も拝見できて大満足です。 (^^)






次に行きたい所があると、拝観のペース配分がしい。 (^^;)  ←(長居しすぎ)






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