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2009.05.21
社寺巡り 京都・2009春 特別公開 「天龍寺・宝厳院」編
→社寺巡り 京都・2009春 特別公開 「天龍寺・弘源寺」編 2009/5/18の続きで、
京都嵐山、天龍寺内・塔頭、「宝厳院」(ほうごんいん)へ向います。

弘源寺を出ると、傘が要らないくらいに、雨が上がっていました。
足どりも軽快です。(^^)

じきに、宝厳院への案内看板が見えてきます。

天龍寺の境内から、少し外れた所にあるようです。

途中の道脇左手に、なにやら真新しい像がズラリと並んでいます。

けっこうな数です。

「嵐山羅漢」だそうな。
「羅漢」とは釈尊の弟子で、崇高な修行者「悟りを得た人」を意味する。
「五百羅漢」を天下の景勝地・嵐山に建立することにより、人類の安心立命と
嵐山の守護、景観保全を祈念するとともに、有縁無縁の菩提を弔うものである。
(お寺のパンフレットより抜粋。)

でもこの光景、夜になると、ちょっとコワイかもしれません。(^^;)

さてさて、後ろを振り向きますと、「宝厳院」(ほうごんいん)です。

入り口から、既にいい趣です。(^^)
先ほどお参りした「弘源寺」との共通券で入場します。
お茶席があるようなので、こちらで一服頂きましょう。
ワタクシ最近、禅寺で頂くお抹茶に、ちょっとハマってたりします。(^^;)
別料金で、お茶代500円を納めます。

それでは宝厳院へ、いざ潜入。

大亀山(だいきざん)宝厳院は臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院で、寛正二年
(1461)室町幕府の管領細川頼之公により天龍寺開山夢窓国師の第三世法孫
聖仲永光禅師を開山に迎え創建された。
(お寺のパンフレットより抜粋。)

創建時は、京都市上京区にあり、広大な敷地を有した寺院であった。
応仁の乱により消失したが再建され、その後変遷を経て天龍寺
塔頭弘源寺境内に移転の後、現在地(旧塔頭寺院跡)に移転再興された。

進んでいくと、道が開けてきました。
先にお参りした弘源寺と比較すると、かなり広い印象を受けます。
順路は右か左か?

とりあえず左へ行くと、
「東司」(とうす)と掲げられた、小さな建物が。
こちらは・・・、 おトイレでした。(^^;)

さて気を取りなおして、右手へ向かい、順路に従って進みます。

庭園内には須弥山を現す築山、その前に人生を思わせる「苦海」(空池)が
広がり、対岸には「雲上三尊石」があり、苦海の中には「此岸」より「彼岸」に
渡る舟石、仏の元に渡る獣石が配置されている。
(お寺のパンフレットより抜粋。)
艶やかな石が敷き詰められています。 これは珍しい。

「獅子吼の庭」(ししくのにわ)-この庭園は、室町時代に
中国に二度渡った禅僧策彦周良禅師によって作庭され、嵐山を巧みに
取り入れた借景回遊式庭園で、江戸時代に京都の名所名園を収録した
『都林泉名勝図会』にも収録された名園である。

新緑の映える、すばらしいお庭に感動。
加えて、予想外の広大な敷地に、ちょっとびっくりです。(^^;)

お庭をゆっくりと拝見しながら、まずはお茶席を目指します。

じきにお茶席へと到着♪

おお、茅葺屋根で趣があります。(^^)

お茶席券と引き換えに、さっそく給仕頂きました。
あっさりとした餡の入った、鼓月のお茶菓子に、お抹茶の組み合わせ。
う~む、さすがに良いお茶を使っています。(^^) ←(実はよくわかっていない。)

青々と茂るカエデ。
雨と相まって、得も言われぬ美しさです。
とても静かな空間。
そんな景観を愛でながら、しばし時を忘れてお抹茶を頂きました。(^^)

さてさて、次は特別参拝の本堂へ向かいましょう。
本堂参拝料、別途500円。
合計すると、けっこうお高くつきます。(^^;)

とても真新しい本堂が見えてきました。

右手の入り口から、拝観料を納めて、本堂に上がらせて頂きます。
中は撮影禁止です。
こちらの本堂、平成二十年完成だけあって、ピカピカ。
新しい畳のにおいもスゴイ。(^^;)
色鮮やかな襖絵が目に飛び込んできます。
でもまずは、御本尊の十一面観音様にお参り。( ̄人 ̄)
脇仏に、三十三体の観音様もおられます。
あわせてお参りさせて頂きました。

さて、あらためて立派な襖絵を拝見。
全五十八面、田村能里子画伯筆の、『風河燦燦 三三自在』
(ふうがさんさん さんさんじざい)と題された襖絵。
砂漠にたたずむ、三十三人の老若男女が描かれています。
お寺の襖絵では、ちょっと見たことのない絵ですが、ミスマッチ感を
全く感じないのが不思議です。
タムラレッドと呼ばれる、独特の赤で表現された砂漠に、
色鮮やかな群青色の空。色使いは大胆ですが、絵を近くで見ると
細部は繊細に描かれています。 スバラシイ。(^^)

本堂内、貴重なものをじっくりと拝見させて頂きました。( ̄人 ̄)
さて、順路に従って、そろそろおいとましましょう。

お庭には、雨にぬれた苔が一面に生え渡っています。
景観的に、今日は雨模様でよかったです。(^^;)

巨大な「碧岩」など、見所の多い、すばらしいお庭でした。
御朱印

出口で、ご朱印を頂きました。
「念彼観音力」(ねんぴかんのんりき)と書かれているそうです。
観音経の一説、との事ですが、お勉強不足で意味はよくわかりません。(^^;)

帰る頃にはすっかり雨も上がり、嵐山にも青空が見え始めていました。

帰りもまた駐車場の出口から、出てしまいました。(^^;)
さて、春期特別公開 ・天龍寺の「弘源寺」(こうげんじ)・「宝厳院」(ほうごんいん)、
存分に拝見いたしました。(^^)
今度はちゃんと「天龍寺」にもお参りしたいと思います。
その際は間違えず、総門から入ります・・・。(^^;)
京都嵐山、天龍寺内・塔頭、「宝厳院」(ほうごんいん)へ向います。

弘源寺を出ると、傘が要らないくらいに、雨が上がっていました。
足どりも軽快です。(^^)

じきに、宝厳院への案内看板が見えてきます。

天龍寺の境内から、少し外れた所にあるようです。

途中の道脇左手に、なにやら真新しい像がズラリと並んでいます。

けっこうな数です。

「嵐山羅漢」だそうな。
「羅漢」とは釈尊の弟子で、崇高な修行者「悟りを得た人」を意味する。
「五百羅漢」を天下の景勝地・嵐山に建立することにより、人類の安心立命と
嵐山の守護、景観保全を祈念するとともに、有縁無縁の菩提を弔うものである。
(お寺のパンフレットより抜粋。)

でもこの光景、夜になると、ちょっとコワイかもしれません。(^^;)

さてさて、後ろを振り向きますと、「宝厳院」(ほうごんいん)です。

入り口から、既にいい趣です。(^^)
先ほどお参りした「弘源寺」との共通券で入場します。
お茶席があるようなので、こちらで一服頂きましょう。
ワタクシ最近、禅寺で頂くお抹茶に、ちょっとハマってたりします。(^^;)
別料金で、お茶代500円を納めます。

それでは宝厳院へ、いざ潜入。

大亀山(だいきざん)宝厳院は臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院で、寛正二年
(1461)室町幕府の管領細川頼之公により天龍寺開山夢窓国師の第三世法孫
聖仲永光禅師を開山に迎え創建された。
(お寺のパンフレットより抜粋。)

創建時は、京都市上京区にあり、広大な敷地を有した寺院であった。
応仁の乱により消失したが再建され、その後変遷を経て天龍寺
塔頭弘源寺境内に移転の後、現在地(旧塔頭寺院跡)に移転再興された。

進んでいくと、道が開けてきました。
先にお参りした弘源寺と比較すると、かなり広い印象を受けます。
順路は右か左か?

とりあえず左へ行くと、
「東司」(とうす)と掲げられた、小さな建物が。
こちらは・・・、 おトイレでした。(^^;)

さて気を取りなおして、右手へ向かい、順路に従って進みます。

庭園内には須弥山を現す築山、その前に人生を思わせる「苦海」(空池)が
広がり、対岸には「雲上三尊石」があり、苦海の中には「此岸」より「彼岸」に
渡る舟石、仏の元に渡る獣石が配置されている。
(お寺のパンフレットより抜粋。)
艶やかな石が敷き詰められています。 これは珍しい。

「獅子吼の庭」(ししくのにわ)-この庭園は、室町時代に
中国に二度渡った禅僧策彦周良禅師によって作庭され、嵐山を巧みに
取り入れた借景回遊式庭園で、江戸時代に京都の名所名園を収録した
『都林泉名勝図会』にも収録された名園である。

新緑の映える、すばらしいお庭に感動。
加えて、予想外の広大な敷地に、ちょっとびっくりです。(^^;)

お庭をゆっくりと拝見しながら、まずはお茶席を目指します。

じきにお茶席へと到着♪

おお、茅葺屋根で趣があります。(^^)

お茶席券と引き換えに、さっそく給仕頂きました。
あっさりとした餡の入った、鼓月のお茶菓子に、お抹茶の組み合わせ。
う~む、さすがに良いお茶を使っています。(^^) ←(実はよくわかっていない。)

青々と茂るカエデ。
雨と相まって、得も言われぬ美しさです。
とても静かな空間。
そんな景観を愛でながら、しばし時を忘れてお抹茶を頂きました。(^^)

さてさて、次は特別参拝の本堂へ向かいましょう。
本堂参拝料、別途500円。
合計すると、けっこうお高くつきます。(^^;)

とても真新しい本堂が見えてきました。

右手の入り口から、拝観料を納めて、本堂に上がらせて頂きます。
中は撮影禁止です。
こちらの本堂、平成二十年完成だけあって、ピカピカ。
新しい畳のにおいもスゴイ。(^^;)
色鮮やかな襖絵が目に飛び込んできます。
でもまずは、御本尊の十一面観音様にお参り。( ̄人 ̄)
脇仏に、三十三体の観音様もおられます。
あわせてお参りさせて頂きました。

さて、あらためて立派な襖絵を拝見。
全五十八面、田村能里子画伯筆の、『風河燦燦 三三自在』
(ふうがさんさん さんさんじざい)と題された襖絵。
砂漠にたたずむ、三十三人の老若男女が描かれています。
お寺の襖絵では、ちょっと見たことのない絵ですが、ミスマッチ感を
全く感じないのが不思議です。
タムラレッドと呼ばれる、独特の赤で表現された砂漠に、
色鮮やかな群青色の空。色使いは大胆ですが、絵を近くで見ると
細部は繊細に描かれています。 スバラシイ。(^^)

本堂内、貴重なものをじっくりと拝見させて頂きました。( ̄人 ̄)
さて、順路に従って、そろそろおいとましましょう。

お庭には、雨にぬれた苔が一面に生え渡っています。
景観的に、今日は雨模様でよかったです。(^^;)

巨大な「碧岩」など、見所の多い、すばらしいお庭でした。
御朱印

出口で、ご朱印を頂きました。
「念彼観音力」(ねんぴかんのんりき)と書かれているそうです。
観音経の一説、との事ですが、お勉強不足で意味はよくわかりません。(^^;)

帰る頃にはすっかり雨も上がり、嵐山にも青空が見え始めていました。

帰りもまた駐車場の出口から、出てしまいました。(^^;)
さて、春期特別公開 ・天龍寺の「弘源寺」(こうげんじ)・「宝厳院」(ほうごんいん)、
存分に拝見いたしました。(^^)
今度はちゃんと「天龍寺」にもお参りしたいと思います。
その際は間違えず、総門から入ります・・・。(^^;)
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