5/4(月)。 京都の「心光院」(しんこういん)へ行って参りました。



”京都古文化保存協会”が主催する、春期の「特別拝観」 です。

特に「初公開」とのことなので、お伺いしました。(^^;)






叡山電車・岩倉駅
さて本日は、叡山電車・岩倉駅をスタート。


実際には、「JR京都駅」から乗り継いで来たのですが、
なんだかんだで1時間くらいかかってしまいました。 けっこう遠い。





叡山電車・岩倉駅2
駅も閑散としています。



それもそのはず、駅は無人なんです。



電車を降りる時に、車掌さんに切符を渡して降りるシステムを
知らなかったワタクシは、あたふたしてしまいました。(^^;)





心光院・看板
ポケット地図を見ながら歩いていくと、10分ほどで立て看板発見。
近くまで来たようです。





心光院1
あとは、1分ほどで到着

こちらもすでに、人がわらわらと集まっております。



心光院・看板2
重要文化財の御本尊と、その他寺宝が初公開されています。





心光院・入り口
普段は「拝観はしておりません。」





心光院2
受付で、拝観料800円を納めて、いざ潜入。




当院は浄土宗鎮西派に属し、正保二年(1645)の創建。
開基は唯称房知空大徳(ゆいしょうぼうちくうだいとく)
であり、正式名称は紫雲山専寿寺心光院と号す。
(拝観の手引きより抜粋。)





心光院3
開山は諱を知空、字を唯称又は覚雲といい、元和二年(1616)
十一月一日京都に生まれた。天性はまことに聡明で、兄は儒者に
なることを勧めたが、出家を希望し、十四才で剃髪得度。





心光院4
上人はまた高野山に上り、戒律を学び究めた。時に上人は幽棲の
地を求めて洛北木野に来村、農夫十助の供養を受けて塞耳庵(そくにあん)
に案内された。

上人はこの塞耳庵から老母へ念仏をすすめる法語を送られた。
これが「諌母草」という書物となり今に伝わっている。





心光院5
その後、塞耳庵を心光院と改めた。上人は生涯、戒律を厳しく護って
一向専念の念仏行を修し、入寂まで日課念仏三万聲をかたく勤められた。






心光院6
普段は非公開なだけあって、観光寺院の雰囲気は全くありません。


お邪魔します~。(^^;)    中は撮影禁止です。




展示されている寺宝、3点の説明が始まっています。




 
ワタクシも「ササッ」と正座して拝聴。



まずは、3枚折り屏風、「迎接曼荼羅(こうしょうまんだら)」。

なんとも神々しい来迎図。拝見しているだけで救われそうです。( ̄人 ̄)





次にお軸の「白骨図」(はっこつず)。

僧侶が修行の際、肉体の執着をなくして入滅の準備をするために
掛けておいた掛け軸だそうな。


しかしこの絵がえげつない。


横たわった遺体が3体。


腐っているわ、ウジは湧いているわ、腹から腸がはみ出ているわ、
犬や鳥が食い散らかしているわで・・・、



昔の人のリアルな死生観の表現に、ワタクシ、ちょっと固まってしまいました。(^^;)






最後に「涅槃図」(ねはんず)。

釈迦の母が投げる薬袋が枕元に届いていたり、通常は描かれない動物の、
が描かれていたりと、大変めずらしい「涅槃図」です。( ̄人 ̄)




次はお目当てのコチラ。





心光院・阿弥陀三尊像
”京都古文化保存協会”「春期特別拝観」の、ポスター画像でも使用されている、
阿弥陀三尊像。






心光院・阿弥陀三尊像ポスター
ちなみにこの告知ポスター、心光院の入り口で、2枚セット「無料」
配られいていたので、頂いて来ました。



ちょっと、部屋に貼ってみたりして・・・。(^^;)



さて実物は、蔵のような扉が開いた部屋に、ドーンと三尊像が。

大迫力に圧倒されつつ、お参り。( ̄人 ̄;)




脇侍右手は「観音菩薩」、左手は「勢至菩薩」。
いずれも、正座から立ち上がろうとする「跪座坐り(きざすわり)」をしています。




いわゆる、かかと座りで、死者を少しでも早く浄土へ迎えようという
お気持ちの表れなのですね。

実際に拝見すると、かなり前かがみになっているのがわかります。





心光院・阿弥陀三尊像2
そして中央の「阿弥陀如来」様。

上品下正(じょうぼんげしょう)の印を組んだお姿。

係りの方のご説明によると、平安後期の作で、約1000年間
全く修復はされていないそうです。( ̄人 ̄)



このあと、寺宝と三尊像の説明を交互に3回ずつ聞いて、
随分長居してしまいました。(^^;)





心光院7
さて、次へ向うため、そろそろおいとまします。








心光院8
最後に入り口でご朱印を頂きました。






ご朱印
頂きました御朱印。
三尊を「梵字」で表しているようです。







心光院9
そんなこんなで、京都・岩倉、初公開の「心光院」。

重要文化財の三尊像と寺宝、たっぷり拝見いたしました。

本当に素晴らしかった。(^^)


「心光院」を後に、次はおなじく岩倉、「実相院」へお参りに向います。(^^)






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