8/16(月)。 京都は京田辺市にある、一休寺(いっきゅうじ)へ行って参りました。


ちなみに、今年のワタクシのお盆休みは、今日16日で終わり。(^^;)





近鉄・新田辺駅
というわけで、本日は近鉄・新田辺駅をスタート。


京都といっても、京都駅から乗り継いで約25分ほど。




微妙に距離があります。(^^;)








さて、本日のお目当てはコチラ。
一休寺1
江戸時代後期に活躍した、狩野派の流れを組む「原在中」(はらざいちゅう)筆、
「観音三十三身図」の掛け軸33幅が、方丈で虫干しを兼ねて特別公開
されるんです。




しかも開催期間、8/15(日)と16(月)のわずか2日間と、超短い。





これはお伺いせねば。(^^;)








一休寺2
道中はこのように、お寺への案内標識が幾つもあるので、道に迷うことはありませんが、
駅から約1.5kmと、これまた微妙に距離があります。



今日もまた恐ろしく暑い。




そんな中、徒歩でテクテクと来たので、この時点で自分でも笑ってしまうほど
汗だくに。(^^;)








一休寺3
さてそんな事を言いつつも、失礼しまして総門前へ。

それでは息を整えまして、潜入~。



当寺の元の名は妙勝寺であって、鎌倉時代、臨済宗の高僧・大應国師(だいおうこくし)
南浦紹明・なんぽじょうみょう)が中国の虚堂和尚(きどうおしょう)に禅を学び、
帰朝後禅の道場をここに建てたのが始めである。
(以下、お寺のパンフレットより抜粋。)








一休寺5
まずは、こちら手水舎でお清めを。


ついでに腕まで水を掛けて、冷却水としても使わせて頂きます。(^^;) ←(コラ)




その後、元弘の戦火にかかり復興もならずにいたものを、六代の法孫に当たる
一休禅師が康正年中(1455-6年)、宗祖の遺風を慕って堂宇を再興し、
師恩にむくいる意で、酬恩庵(しゅうおんあん)と命名した。





こちらのお寺、正しくは「酬恩庵」と呼ぶのですね。








一休寺6
青モミジが鮮やかな、まっすぐの参道を上がっていきます。



禅師はここで後半の生涯を送り、81歳で大徳寺住職となった時も
この寺から通われたのであり、文明13年、88歳の高齢を以て当寺において示寂され、
遺骨は当所に葬られたのである。





ここから大徳寺に通われたんですか。 スゴイ。


相当に距離がありますよ~。(^^;)








一休寺7
こちら受付で、拝観料をお納めします。



このように禅師が晩年を過ごされたことにより、「一休寺」の通称で
知られるように至ったのである。



なるほど。 中興の祖として、一休さんが深く関わっておられるんですね。








一休寺8
受付すぐ近くにある、一休さんの「墓所」も拝見。


ちなみに一休さんは、後小松天皇の息子であるので、この墓所は
宮内庁が管理しているそうな。





門扉にあしらわれた、菊の御紋の透かし彫りが威厳を放っています。(^^;)








一休寺9
中門をくぐると、立派な庫裏(くり)が見えてきます。


少し、くだっていく形になるんですね。




さっそく中へお邪魔すると・・・、








一休寺10
おお、の「つい立」が。


将軍様が一休さんに、「つい立の虎を、で捕らえてみせよ」と命ずるエピソードが
思い起こされます。




う~ん、いきなりの仕掛け。 さすがは一休寺。




思い起こすと言っても、今ワタクシの頭の中は、昔アニメで見た一休さんの映像が
流れているんですけどね。(^^;)








一休寺11
「!!」

ワタクシのイメージしていたのは、まさにこの画。 突然目の前に現われてビックリ。



アニメのキャプチャ画像を掲示してあるとは、さすがは一休寺。






しかし、「一休さん」=「このアニメ」というイメージがあるのは、小さい頃の刷り込み
なんでしょうかね。 なんだかコワイ。(^^;)








一休寺12
さて、先へ進んで方丈内を拝見。

おお、いきなり今回のメインである「観音三十三身図」のお軸33幅が、ズラリ
展示されていて、スゴイ。



観音様が33の姿に身を変えて、人々に教えを説く場面が描かれています。





ちなみに、特に写真規制はないとの事なので、撮らせて頂きました。(^^;)








一休寺13
係りの方による丁寧なご説明のあと、1幅ずつじっくりと拝見。



そのうちの1幅で、「堕落金剛山」(だらくこんごうせん)。


海上に浮かぶ樹上に趺坐(ふざ)する白衣観音。その下には悪人に追われて
金剛山から落ちた男が、観音様の掌で支えられているところが描かれています。




金剛山から突き落とされても、観音を念ずれば怪我もしないそうな。


これはすごい観音様のお力。( ̄人 ̄)




掌に描かれたも実に印象的です。








一休寺14
こちらのお軸は、「呪詛諸毒薬」(しゅそしょどくやく)。



毒薬を人に飲まそうとした悪人が、血を吐くところを描かれています。




呪われたり、毒薬を飲まされようとしてわが身に危険にさらされても、観音を念ずるなら、
かえって呪った本人に害が及ぶ、という教えだそうな。





人を呪うような事も、呪われるような事もしてはいけないという意味を含んだ観音様の
教えのような・・・。( ̄人 ̄;)






それにしても絵の人、ものすごい吐血量ですけど、大丈夫なんでしょうか。(^^;)








一休寺16
「観音三十三身図」をたっぷりと拝見したあとは、方丈庭園へ。


こちらでも係りの方が、お庭の説明をして下さいます。




実に趣のある枯山水庭園です。








一休寺15
人が引けたところを、すかさずパチリ♪



雲ひとつない青空と、白砂の対比が美しい南庭。



いい写真が撮れて、ご満悦。(^^)








一休寺17
少し疲れたので、こちらで休憩させて頂きましょう。



ひとやすみ、ひとやすみ。(^^) ←(一休さん風)








一休寺18
あまり長く休憩していると、動けなくなるのでお次は本堂へ。(^^;)



御本尊

・釈迦如来(しゃかにょらい)





静かにお参りさせて頂きます~。( ̄人 ̄)








一休寺20
宝物殿も拝見。一休禅師の墨跡や、重要文化財に指定された禅師の肖像画など、
これまた貴重な寺宝がズラリと展示されています。



う~ん、一休寺。 なかなかに見所が多い。








一休寺21
こちらには、少年時代の一休像が。



現在の世の中の汚れも、手に持ったほうきで一掃し、明るい世の中にしたいとの
願いがこめられているそうな。




おや、その後方には・・・、








一休寺22
「このはしわたるな」


おお~、これまたさすがは一休寺。 お約束は外しません。





ということでワタクシもお約束で、きっちりと真ん中を渡りました。(^^;)



しかし、「はし」を漢字で「橋」と書かれていたら、一休さんはどうしたんでしょうかね。(^^;)








一休寺23
さて、まただらだらと長居したので、そろそろおいとまを。


ちなみに御朱印は庫裏の受付で頂けます。




寺名にちなんで、「酬恩」(しゅうおん)と書かれています。


ありがとうございます~。( ̄人 ̄)








一休寺24
さてさて、そんなこんなで、京都・京田辺は「一休寺」(いっきゅうじ)。


一休さんにちなんだお寺で、とても楽しく拝観させて頂きました。



特別公開の「観音三十三身図」をはじめ、貴重な寺宝もたっぷり拝見できて
大満足です。(^^)





猛暑の中お伺いした甲斐がありました。(^^;)






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