京都御苑 2010年・夏の「トンボ池」 一般公開 2010/8/11の続きで、お次は
同じく御苑内にある、神社へ向かっています。





京都御苑1
しかし京都御苑、恐ろしく広い。



テキトーに歩いて迷子になる前に、案内板で位置を確認~。(^^;)








京都御苑2
トンボ池へ行くときに、こちら案内板で発見した神社。



御苑内には、「厳島神社」(いつくしまじんじゃ)、「宗像神社」(むなかたじんじゃ)、
「白雲神社」(しらくもじんじゃ)の三社が御鎮座されているんですね。





そもそも御苑内に神社があることすら知らなかった。(^^;)






では本日は、わざと現在地から一番遠い、「白雲神社」(しらくもじんじゃ)へ
お伺いしてみましょう。(^^;)








白雲神社1
地図に従って、テクテクと歩いてきましたが、位置的にはこの辺り。



しかし、もの凄いが茂っているだけで、神社らしきものは見当たりません。








白雲神社2
近くまで寄ってみると・・・、


おお、奥の方に石の鳥居が見えます。




森の入り口には、特に神社の案内看板などはないので、知らない人は
素通りしてしまうんじゃないでしょうか。(^^;)








白雲神社3
森の中にぽっかりと空いた空間。 その中にひっそりと鎮座されています。


先ほどのトンボ池同様、御苑内には知られざるスポットが多いんです。




と言いながらワタクシ、あまり京都御苑を訪れた事はないんですが。(^^;)








白雲神社4
そんな事を言いつつも、気持ちを整えまして、いざ潜入~。 いざ!



御祭神は妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)と称え、市杵島姫命を祀る。
琵琶を家職とする西園寺家(さいおんじけ)に楽神として伝えられ、
太政大臣・西園寺公経(きんつね)卿、北山第の造営にあたり妙音堂の建立を起源とする。
(以下、由緒書きより抜粋。)





なるほど、こちらは西園寺家の鎮守社にあたるようです。








白雲神社5
まずは手水舎で、お清めさせて頂きます。(^^)



元仁(げんにん)二年、別当成就心院は回向し、皇后邦子内親王(安嘉門院)が
臨御せられたのを奉斎の始めとし、今の金閣寺がその旧蹟である。




「増鏡」(ますかがみ)、「中務内侍日記」(なかつかさのないしにっき)、「太平記」(たいへいき)等
諸書に当時の風雅なたたずまいが窺われるが、その後、同家の盛衰に伴い変遷あり。








白雲神社6
神社の由来から、絵馬には「弁財天」や「琵琶」の絵があしらわれている物も見受けられます。




天保十一年、安政四年の社殿修築に際しては、禁中各御所よりそれぞれ御寄付を賜り、
禁裏御所祈祷所として定められた。








白雲神社7
境内は広くはありませんが、とても静かで、趣が感じられます。



明治から昭和にかけて首相あるいは元老として近代日本の礎を築いた西園寺公望
(きんもち)卿が、家塾・「立命館」を創設したのもこの地である。



ちなみに「立命館大学」は、この私塾・立命館に由来するそうな。








白雲神社8
それでは失礼しまして、本殿前へ。


綺麗に維持された社殿は、金色の装飾も豪華。



西園寺家の紋章である、「三つ巴紋」も至るところにあしらわれていて、由緒正しい神社の
風格を感じます。








白雲神社9
さっそくお参りしようと思いましたが、本殿の前方に遥拝所(ようはいじょ)的なものが。



ちなみに「遥拝」とは、遠く離れた所から神仏などを遥かに拝む事。


遠方などの理由から、実際に現地に赴いてのお参りが難しい人の為に設けられた施設が、
「遥拝所」なんですね。



確かに「伊勢神宮遥拝所」などは、よく神社で見かけます。





なのでこちら、本殿とこんなに至近距離にあるので、遥拝所というのも考えにくい。








白雲神社10
というわけでワタクシは、ずずいと御本殿前まで前進。(^^;)




御祭神

・妙音弁財天(市杵島姫命:いちきしまひめのみこと)





音楽や芸能の上達にご利益のある女神様。


西園寺家の人々も、琵琶演奏の上達を祈願されたことでしょう。





ではワタクシは、ギターの速弾きが上達しますように~。( ̄人 ̄) ←(また言ってる)








白雲神社11
また勢いあまって、殿内も撮ってしまいました。


もうしわけありません。(^^;)








白雲神社12
さて、その後は境内をウロウロ。



御本殿の後ろにも回ってみると、

なにやら霊石のようなものが祀られているので、一応お参りを。




奥に見える「福壽稲荷神社」でもお参りさせて頂きます。( ̄人 ̄)








白雲神社13
そろそろおいとまの前に、こちら社務所で御朱印を頂きましょう。(^^)



書いて頂いている間に、先ほどの遥拝所のようなものについてお聞きすると、
やはり「遥拝所」との事。




由緒書きにもあるように、こちらは禁裏の祈祷所なので、昔は一般の人
本殿の正面まで入る事が許されなかったそうな。



それで一般の人たちもお参りできるようにと、ここに遥拝所が設けられたんですね。

なるほど、この辺がなんだか御所っぽくてイイ感じ。(^^;)






あと、霊石についてもお聞きしたところ、薬師石(やくしせき)と言って、痛いところ
を取り除いてくれる力があるとの事。  これはまさにパワーストーン。


弁財天と関わりの深い宇賀神(うがじん)の御神徳によるものだそうな。


その他、色々とお話をお聞きすることができました。








白雲神社14
そしてこちらが、頂けました御朱印。



おお、琵琶を家職とする西園寺家にちなんで、中央にドーンと琵琶の印が
押されています。 これは珍しい。




ありがとうございます。(^^)








白雲神社15
丁重に御礼を申し上げて、神社の外へ。



そのすぐ右手には、西園寺邸跡の碑があります。




明治になって西園寺家が東京へ移った後、地名の「白雲村」にちなんで、
ここが「白雲神社」になったんですね。



今はひっそりとしたたたずまいです。








白雲神社16
最後は、神社の外から、「西園寺邸跡の碑」も一緒にパチリ♪


う~ん、こうして見ると、西園寺邸跡も森に呑み込まれそうな勢いです。(^^;)





さてさて、そんなこんなで、京都御苑内にある「白雲神社」(しらくもじんじゃ)。


大変に由緒のある神社で、とても静かなよいお参りをさせて頂きました。





御苑内にある残る二社も、また機会があれば訪れたいと思います。(^^)






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