京都・祇園 伝統行事 2010年・「八朔」(はっさく) 「後編」 2010/8/5の続きで、
次はお寺に向かっています。



炎天下での八朔バトルで、かなり体力を消耗したので、もうこのまま帰ろうかと
思ったのですが、せっかく来たので1ヵ所くらいは。(^^;)





三条大橋
近くで軽くお昼ご飯を食べたあと、ノープランで鴨川沿いを北上。



三条辺りまで来ましたよ~。(^^;)








三条駅前
京阪・三条駅前に、付近の観光案内板があったので拝見。


この辺もまた社寺が密集してますね~。





本日はここから直近の「檀王法林寺」(だんのうほうりんじ)へ
お伺いしてみましょう。








檀王法林寺1
案内板から本当にすぐ近く。



「浄土宗・だん王」と標された石柱が見えます。



三条通に面して、「三条門」が見えますが、両脇の建物にはさまれて窮屈そう。








檀王法林寺2
それでは、汗をかきながらで失礼しますが、 潜入~。



檀王法林寺は正式名称を「朝陽山 栴檀王院 無上法林寺」(ちょうようざん
せんだんのういん むじょうほうりんじ)といい、その歴史は望西楼了恵(ぼうせいろう
りょうえ)上人(1243-1322)の悟真寺(ごしんじ)創建にはじまります。
(以下、お寺の公式サイトより抜粋。)








檀王法林寺3
縦長のまっすぐな参道を進んでいきます。



了恵上人は浄土宗三条派の派祖となり、亀山天皇の帰依を受けて
「朝陽山」の山号を賜り、文永9年(1272)に悟真寺(ごしんじ)を三条の地に
建立しました。




その後、悟真寺は応仁の乱をはじめ、度重なる天災人災の被害を受け、
永禄年間(1558‐69)に焼失したと伝えられています。








檀王法林寺4
この悟真寺の縁地に新しく檀王法林寺を築いたのが袋中(たいちゅう)上人。
住持すること9年にして上人は元和5年(1619)、「法林寺什物帖」を弟子の團王
(だんのう)上人に書き残し、寺を譲りました。









檀王法林寺5
立派な楼門が見えてきます。


そのあとを継いだ團王上人は寺院興隆に尽力され、阿弥陀堂(本堂)
を建立し、寺域も現在の広さにまで拡大させていきました。



團王上人は人徳も厚く町衆信者との交流を深められましたので、当寺は庶民から
「だんのうさん」と親しみを込めて呼ばれるようになったのです。




なるほど、これが「だんのう」という名称の由来なんですね。








檀王法林寺6
両脇の仁王像を臨みながら、楼門をくぐって本堂へ向かいます。




おや?



よく見ると、仁王像ではない。(゚д゚)








檀王法林寺8 檀王法林寺7
おお、中に安置されているのは「増長天」(ぞうちょうてん)に
「持国天」(じこくてん)。




そして、門を抜けて裏側へ回ると・・・、








檀王法林寺10 檀王法林寺9
「多聞天」(たもんてん)に「廣目天」(こうもくてん)。





これはまさに、四天王ではありませんか。








檀王法林寺12
このように左右二対ずつ、背中合わせの形で配置されています。




う~ん、これは珍しいタイプの楼門です。 初めて拝見しました。








檀王法林寺14
それでは改めまして、本堂へ。


寛政3年(1750)頃に、十二世良妙(りょうみょう)上人の尽力により完成したもの
だそうな。








檀王法林寺15
本堂右手には、大きな石板に「南無阿弥陀仏」と標されています。




御本尊

・阿弥陀如来立像(あみだにょらいりゅうぞう)




残念ながらが閉まっていて、お堂の中は拝見できません。

普段は非公開のようです。





でも気持ちを込めて、静かにお参りさせて頂きます~。( ̄人 ̄)








檀王法林寺13
「観音堂」、「龍神堂」とお参りしたあと、境内をウロウロ。




お隣は保育園になっているんですね。

その名もズバリ、だん王保育園だそうな。 なるほど。(^^;)





でも今日は日曜日なので、お休みなんでしょうね。





境内には、ワタクシ以外に参拝者もおらず、とても静かです。








檀王法林寺16
そろそろのおいとま前に、御朱印を頂こうと、こちら庫裏(くり)へ。


十世良空(りょうくう)上人の時代のもので、元禄16年(1703)12月に
玄関や方丈が新築されたそうな。 これまた立派な造りです。





書いて頂いている間、楼門の四天王についてお聞きしたところ、
元は大阪・和泉にある、興善寺(こうぜんじ)という小さなお寺にあったものだそうな。


当時、お寺がまともに食べていくのが難しい時代で、売りに出されていたのを、
こちらのお寺が楼門新築に伴い購入されたんだとか。





なるほど、お寺それぞれに陰と陽なエピソードがあるものです。(^^;)





お寺の方 : 「平安・鎌倉・室町時代と、四体それぞれ違った時代の作でとても珍しいんで、
         元のお寺にあれば今頃は重要文化財位になっていたと
         思いますよ。(^^) 」





それはスゴイ。

こういった仏像類は、お寺を移動するごとに価値が下がっていくそうな。 知らなかった。




でも、ありがたい仏様であることに変わりはありません。( ̄人 ̄)








檀王法林寺18
そしてこちらが頂けました御朱印。


「本尊阿弥陀佛」(ほんぞんあみだぶつ)と書かれています。




ありがとうございます~。( ̄人 ̄)








檀王法林寺19
三条門の前で、軽く一礼しておいとまします。


ありがとうございました。(^^)




さてさて、そんなこんなで、京都・三条は「檀王法林寺」(だんのうほうりんじ)。


静かな境内で、よいお参りをさせて頂きました。(^^)




八朔での疲労も、なんだか癒されたような気がします。(^^;)






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