11/3(土)。 京都・宇治市は「恵心院」(えしんいん)へ行って参りました。



久しぶりに、本来の社寺ネタ。 (^^;)





そんなワケで、本日の更新は、コチラ。









2013年 京都・秋季・非公開文化財・特別公開1
2013年 京都・秋季:非公開文化財 特別公開 2013/10/17でご紹介しました、

「特別拝観」のネタを一つ・・・。 ( ̄人 ̄)





毎度更新がいので、実際の拝観期間はとっくにわっているんですが。 (^^;)









恵心院1
そう言いつつも、まずは京阪電車の「宇治」駅を下車。



所在地図に従って、宇治川沿いに南の方向へ進んでいきます。









恵心院2
本日は残念ながら模様ですが、


こうして宇治の街並みや、お土産店を眺めながら進んで行くのもまた、があって
いいものです。 (^^)





苦手の雨なので、こうして無理やりテンションをげていたりして。 (^^;)









恵心院3
徒歩10分ほどで、目指すお寺の案内看板が見えてきました。





おや、参道のふもとには、福寿園の「宇治茶工房」があるんですね。




なるほど、ここは日本でも有数のお茶の産地、宇治でした。




せっかくなので、お参りの後に立ち寄ってみましょうか。









恵心院4
さて、まずは毎度おなじみ、本特別公開のい看板と対峙。



ちなみに今回訪れる「恵心院」は、公開のお寺なんですね。





テンションがって参りましたよ~。 (^^)









恵心院5
でも参道がけっこうなり坂で、のぼって行く内に、だんだんテンション

がってきましたよ~。 (´д`)





息はがるしで、日ごろの運動不足を痛感する今日この頃であります。 (^^;)









恵心院6
とかとか言いながらも、なんとか山門前に到着♪ (^^;)





そう言えば、久しぶりのお寺参拝です。



乱れた息と気持ちをえまして、いざ潜入~・・・。  ( ̄人 ̄)









恵心院7
いや、まずは受付で拝観料800円をお納めしてから。 (^^;)





改めまして、潜入~。 (^^;)









恵心院8
境内はそう広くはないものの、とても木々豊か。

しっとりと雨の中、紅葉も色づき始めています。






当院は「真言宗智山派」に属する宇治古刹・「朝日山恵心院」である。

九世紀初期(平安時代)、すなわち第五十二代・嵯峨天皇の弘仁十二年(821)、
弘法大師(空海)の開基である。

(以下、拝観の手引きより抜粋。)









恵心院9
御本堂前には、「子育水子地蔵尊」様が祀られているんですね。

静かにお参りを・・・。 ( ̄人 ̄) 






此の場所が、かつて大師入唐の際学びし、唐の青龍寺の地形に似たるを以って
龍泉寺と称されたのである。


その後、種々の戦火にあい、堂宇破却したるを、寛弘二年(1005)比叡山横川の
恵心僧都(えしんそうず)これを再興してこの地に住し、寺号を改め
「朝日山・恵心院」と称されたのである。






なるほど、平安時代は中期・天台宗の僧、恵心僧都こと、源信(げんしん)和尚
の功績が寺名の由来になっていたんですね。









恵心院10
木々豊かな境内には季節柄、もたわわに実っています。





この柿はいんでしょうかね。



いや、小さい頃、近所の木になる渋柿を食べてしまって、3日ほど舌に残る
えぐ味にのた打ち回ったトラウマがあるので。 (^^;)




これは別に、どーでもいいエピソードなんですが。 (^^;)







その後、数度の兵乱にかかり、破却衰退していたが天正五年(1577)真言宗の
一沙門に依って中興された。

天正十七年(1589)、豊臣秀吉公並びに徳川家康公より三十石の御朱印を給う。









恵心院11
堂塔完備境内荘厳を極め、当地方における真言宗の大道場として繁栄したが、
今は僅かに永禄二年(1559)造営の、本堂並びに楼門を残すのみとなった。





なるほど、今は面影少ないようですが、往時は隆盛をめたんですね・・・。 ( ̄人 ̄)









恵心院12
おや、境内の一角に朱塗りの鳥居が見えます。




鳥居の様式や色使いから見て、お稲荷様のようですが・・・、



御本堂での拝観前に、ちょっとお伺いして見ましょうか。









恵心院13
鳥居脇にあるご説明書きを拝見すると、白龍大神をお祀りされている模様。


なるほど場所柄、宇治川のり神であり、沿革にもあった龍泉寺にもちなんで
祀られているワケですか。




ちなみにこちらの白龍大神様は、純白に輝く巨大なのお姿であるそうな・・・。





でもなるほど、そのお姿から、純白の蛇のお姿である「伏見稲荷白玉大神」と
同体と考えられて、稲荷信仰に繋がったというエピソードもまた興味深い。



そういう経緯から、こちらの鳥居も稲荷形になったんでしょうか。









恵心院14
そんな独りごとをブツブツ言っていると、山伏さんが現れましたよ。 (゚д゚)




この日は本特別公開に合わせて、これまた特別に、龍神様と御縁が結ばれる

護摩祈祷が行われているもよう。









恵心院15
タイミングよくスタート時間のようなので、ワタクシもさらっと参列を。 ( ̄人 ̄)









恵心院16
「ブオォ~ッ、ブオォ~ッ。」




モノスゴイ音量の法螺貝(ほらがい)。 (゚д゚;)





こんなに間近で法螺貝の音色を聴いたのはめて。



役小角(えんのおづぬ)を開祖とする山岳仏教、いわゆる修験道では、
こうして法螺貝を例祭事の初めなどに吹くんですね。


始まりを知らせる合図や、邪気払いの意味があるそうな。





オクターブが上がっていく厳かな旋律に、しばし聴き入ります・・・。 ( ̄人 ̄)






そして山伏さんの読経と共に、護摩焚きが始まると・・・、









恵心院17
龍神様が現れた!? (@_@;)



で、た、アワワ。  ((((;゚Д゚)))) ガコガコ。





いや、単に護摩木を焚いたでした。 (^^;)





でもでも、あまりにタイミングよく、御祭神である白龍大神様のような
形で現れたので、ビックリ。




こうして写真で見ると、目・鼻・口もハッキリと現れていて、めて衝撃的。 (^^;)









恵心院18
驚きの余韻も束の間、火の中にを投入!? (@_@;)



当然ながら、激しく立炎。





こういった所作には全てに意味があるんでしょうが、ワタクシお勉強不足の為
判らず。 (^^;)









恵心院19
そうしている内に、お宮は煙にみ込まれてえらい事に。 (゚д゚;)




予想外にしい展開になって、これまたビックリ。 (^^;)









恵心院20
読経を拝聴していると般若心経があったり、はたまた祝詞(のりと)も
あったり等々、



仏教と神道の要素がミックスされた進行に、不思議な感覚を覚えます。









恵心院21
ドサクサにまぎれて、ワタクシも護摩木にお願い事を書いていたりして。 ( ̄人 ̄)


いや、本物の山伏さんに目の前でお炊き上げして頂けるなんて、滅多に無い
機会ですから。 (^^;)



ちなみに志納料は、なんと1本100円




あまりの激安ぶりに、これまたビックリ。 (^^;)









恵心院22
そしてお焚き上げの儀式は無事に終了。


ありがとうございました~。  ( ̄人 ̄)





と、ここでスキを狙って、山伏さんにしだけご質問を。 (^^;)



いやワタクシ、疑問に感じた事は聞かないとまらない性分なので。 (^^;)









恵心院23
先ほどの、炎の中にを投入するのは、どういう意味があるのかお聞きしたところ、

龍神様は火も司る存在なので、火の乱れを整える為だそうな。




白い器に入った黄色い液体は、蘇油(そゆ)と呼ばれる油だったんですね。





牛乳から作られ、バターを更に精製したような純度の高い油との事。




なるほど、まさに密教で護摩を修する際に使われる、神様の為の聖なる
油とは、これまた奥ゆかしい・・・。 ( ̄人 ̄)






あと、読経についてもお聞きしたところ、般若心経や祝詞(のりと)の他に、陀羅尼
も上げておられたとの事。




こちらもなるほど、修験道に由来する神仏習合が深く関わっていたんですね。






そのほか、伏見稲荷大社の行者さんもこちらに来られたり、はたまた近くの
平等院より歴史深いなどのエピソードをお話頂けたり、





更には、古代インドの生命科学・アーユルヴェーダの理論にまで
お話はエスカレートし・・・、





う~ん、りました。 ( ̄人 ̄;)





いや、あまりに高度なお話になって来たので、この辺でご辞退を。 (^^;)




さすがは本物の山伏さん。 (^^;)    ←(相手はプロです)









恵心院24
ここで改めて、御本堂でお参りをしましょう。 (^^;)





気持ちを鎮めて、手順正しくお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)









恵心院25
でお参りしていると、係りの方から、中で御本尊様が公開されているとの事。




言われてみればかに。 



本日は特別公開の日で、拝観料もお納めしているので、お堂内に入れて
頂けるんでした。 (^^;) 









恵心院26
本来の目的を見失って、グダグダな流れになりつつも、お堂内へ

お邪魔します~。 (^^;)





ちなみにいつもの如く、お堂内は撮影禁止なので、写真はパンフレット他より
拝借を。 (^^;)









恵心院27
お堂内すぐ右手には、五大力尊像のお姿が。 ( ̄人 ̄)



左から、

・大威徳明王(だいいとくみょう)
・軍荼利明王(くんだりみょうおう)
・不動明王(ふどうみょうおう)
・降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
・金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)





ちなみにこちらの場所、護摩堂に当たるそうな。





敷居を隔てて、左側が御本堂になるという様式は大変しい事から、今年の3月、
京都府の有形文化財に指定されたとはスゴイ。









恵心院28
続いて御本堂内に入り、お像を拝見。



こちらは沿革にもあった、中興の祖・恵心僧都(えしんそうず)自身の作と
伝わる像なんですね。




がこけた精悍なお顔は、晩年を表したというお姿ながら、力強い生命力を感じ、
印象的です。









恵心院29
そしていよいよ御本尊様と対峙。



御本尊


・十一面観音菩薩立像(じゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう:宇治市指定文化財)




平安時代後期、檜の一木造(いちぼくづくり)なんですね。


大変古い作のお像ながら、繊細な造りの光背にはが充分に見られます。





それにしても、紛う事無く一木造。




お顔にまで走った生々しい木目には、思わず圧倒されてしまいます。 ( ̄人 ̄;)









恵心院30
お次は順路に従って、書院へ。


いや、正式には集会所だそうな。 (^^;)




こちらでは、絹の布に絵を描く、絹本着色(けんぽんちゃくしょく)という
日本画の技法の「阿弥陀三尊・来迎図」や、


梵字(ぼんじ)にのみで仏を表した、敷曼荼羅など、特別公開でしか見ることの
出来ない、数々の貴重な寺宝が拝見できます。









恵心院31
いやホント、なかなかに恵心院、見どころが多い。




庭園の木々なども見どころらしいので、散策させて頂きましょう。 (^^)









恵心院32
小さな草花も綺麗ですが、大き目の桜の木もあるんですね。




こちらの「三春瀧桜」も、春には綺麗な花を咲かせるんでしょうね~。









恵心院33
おや、眼下の宇治川沿いには、朝日焼の窯元や、向こう岸には現在修復中の
平等院などが臨めます。





なかなかに恵心院、見どころが多い。  (^^;)









恵心院34
さて、またダラダラと2時間も長居したので、そろそろおいとまを。 (^^;)




もちろん、こちら寺務所で御朱印を頂いてから。 (^^;)









恵心院35
御本尊様に対する、「南無観世音」(なむかんぜおん) と頂けました。



ちなみに、特別拝観期間中は、書置きの分になるとの事。




ワタクシは書置きの分でも、全然構いません。 




ありがとうございます~。 ( ̄人 ̄)









恵心院36
さてさて、そんなこんなで、京都・2013年秋期・特別公開 「恵心院」
(えしんいん)。


今回、宇治市方面では公開のお寺で、見どころも多く、良いお参りをさせて
頂きました。 ( ̄人 ̄)





また、特別公開に合わせた特別護摩焚きに立ち会えて、本物の山伏さんにも
色々とお話も聞けて、大満足。  (^^)




今回はこちらの方が印象が強かったような・・・。 (^^;)






でもでも、これも特別公開あっての御縁です。




毎回、かしら発見や出会いのある特別公開に、


ますますハマってしまいそう・・・。 (^^;)






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