10/21(日)。 京都は中京区にある、廣誠院(こうせいいん)へ行って参りました。





さて、本日のお目当てはコチラ。
廣誠院1
京の文化財探訪と題した、「紅葉の庭園と文化財建造物」の特別公開。


明治期の優れた数寄屋造り邸宅の建造物が、紅葉する晩秋の庭園
共に一般公開されると知って、お伺いする事に。





ちなみに、公開期間・平成22年11月20日(土)~24日(水)の、わずか5日間。

これまた短い。(^^;)








廣誠院6
さて、そう言いつつも、案内地図に従って近くまでやって来ましたが、

これは何だか見覚えのある光景。





おお、そう言えばここは、→京都・中京区イベント2010年・「高瀬川舟まつり」 2010/09/29で、
舞妓さんの撮影会があった場所、「高瀬川一之船入」でした。(^^;)








廣誠院7
今回目指すお寺は、そのすぐ左どなりにあるんですね。


全然知らなかった。(^^;)








廣誠院8
白い塀に沿って西へ進むと、じきに表門へ到着♪



それでは気持ちを整えまして、いざ潜入・・・、








廣誠院9
と、受付は表門の右どなり、こちらでしたか。


チョト勇みすぎました。(^^;)




拝観料700円をお納めしたあと、改めまして、潜入~。








廣誠院10
しかし、こちらのイスに座って、しばらくお待ち下さいとのこと。



なるほど、中でご説明頂けるので、拝観者を完全入替え制にしているんですね。



待つことしばし。








廣誠院11
前の部の人達が終わったようなので、建造物へ進んでいきます。 ススメ・ススメ。



元貴族院議員で実業家であった廣瀬満正(みつまさ/まんせい)は、自身の
京都河原町二条の邸宅で大正から昭和にかけて禅話会を中心とする「廣誠会」を主催していた。
(以下、お寺の公式サイトより抜粋。)








廣誠院12
昭和3年に満正没後、妻歌子(歌江、う多)は私財を投じ昭和9年3月に「財団法人廣誠会」を
組織し佛堂の建設を行った。




ちなみにこの辺り、明治時代以前は長州藩邸があった所で、明治25年、薩摩出身の実業家・
伊集院兼常(いじゅういんかねつね)が所有してこの地に屋敷を構えたそうな。








廣誠院13
昭和25年9月、財団法人解散と同時に「廣誠院」を創設、昭和27年6月6日宗教法人廣誠院に
改組した。山号の保水山は、満正の父・廣瀬宰平(満忠)の号で、寺院の名称廣誠院は満正の
院号をとっている。



屋敷が廣瀬家の手に渡ったあと、臨済宗の単立寺院・「廣誠院」となった訳なんですね。



それでは、お邪魔します~。





書院内では、係りの方がお寺の沿革などについてご説明くださいます。








廣誠院16
お庭は、かの有名な庭師、七代目・小川治兵衛(おがわじへえ)の作庭。

ちなみに、南禅寺界隈のお寺の庭は、ほぼ小川治兵衛の作庭とのこと。 スゴイ。



小川治兵衛の作庭は、川から庭に水を引いた後、必ず元の川にその水を返すという事を
特徴にしているそうな。




なるほど、ここもすぐとなりを流れる高瀬川から水を引いて、また元に戻しているんですね。








廣誠院18
足が2本ある、雪見灯篭(ゆきみどうろう)も配されています。



ちなみに足が2本以上ある灯篭は、全て雪見灯篭というとは知りませんでした。


こういうご説明は、実にありがたい。(^^;)








廣誠院17
その雪見灯篭を、雪見障子(ゆきみしょうじ)越しにパチリ♪




よく見ると、こちらの雪見障子の(さん)、全て面取りが施されているんです。


お金と技術を惜しみなく使った、なんとも贅沢な障子。




でも、最近は京都のこの辺りも、冬でもあまり冷え込まないので、も積もらなくなったんですね。





お庭一面を、白い雪が覆いつくした時は、さぞ趣があることでしょう。


そんなお庭、雪見酒なんかを頂きながら、愛でてみたい。(^^;)








廣誠院15
さて、森狙仙(もりそせん)筆、「雪中三獣図」(せっちゅうさんじゅうず)の襖絵
(ふすまえ)を拝見した後は、次の間で「蹴鞠図」(けまりず)などの、貴重な寺宝を拝見。








廣誠院14
御本尊

・観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)



この奥の仏堂に、御本尊が安置されています。





特別公開といっても、さすがに御本尊様までは公開されていませんので、

遠目に心の中で、お参りさせて頂きます。( ̄人 ̄)








廣誠院19
お次の順路は、一度外へ出て広間へ。



その途中、取水口も拝見。


先ほどお庭のご説明にあったように、ここを高瀬川の水がお庭のに流れていくんですね。








廣誠院20
こちら広間でも、係りの方からご説明が頂けます。



軒の先が、てこの原理を応用してバランスを取っているという、長い(ひさし)や、

繋ぎ目のない竹を使った濡れ縁(ぬれえん)など、非常に特殊な工法が
用いられているそうな。








廣誠院21
その広間の南側には、「雲」をテーマにした西園寺公望(さいおんじきんもち)氏筆の
扁額が掲げられています。




床の間には同じく、「雲」をテーマにしたお軸が掛けられており、その扁額と掛け軸が
対話をするような内容になっているとか。




う~ん、なんだかが深い。(^^;)







廣誠院22
おとなりにある、三畳中板(なかいた)入りのお茶室も拝見。


でも、中は真っ暗。





ストロボを焚いて、やっと内部の全容が判明。(^^;)








廣誠院23
それにしてもこのお茶室、こんな細い足で支えられて庭園の流れの上に建っているとは。


少しの衝撃で崩壊しそうで、チョト怖い。(^^;)








廣誠院24
お庭のイロハモミジが、いい具合に紅葉しています。(^^)








廣誠院25
庭園内も、歩いてじっくり拝見していきます。


みなさん、に落ちないように、気をつけて渡ってくださいね~。








廣誠院26
そういうワタクシも、自分が気をつけて渡らねば。



よく写真を撮りながら歩いて、コケそうになるので、この池に落ちる事は
十分に考えられます。(^^;)








廣誠院27
無事に石橋を渡った後は、もう一度モミジをパチリ♪。


おや? おとなりの建物は、ホテルオークラでしたか。




何だか、不思議な対比です。(^^;)







さて、そう言いつつも、また長居したので、そろそろおいとまを。







廣誠院28
最後に御朱印を頂こうかな~と、受付でお尋ねしましたが、御朱印は
されていないとの事。



これは残念。(^^;)





でも最近、御朱印を頂けない率が高いような・・・。





そもそも、社寺巡りをサボり気味、というのもあるんですけどね。(^^;)








廣誠院29
さてさて、そんなこんなで、2010年・「紅葉の庭園と文化財建造」の特別公開、
「廣誠院」(こうせいいん)。



明治期の優れた建造物を、紅葉した晩秋の庭園と共に、存分に拝見できて大満足です。



こういう貴重な文化財を間近で見られるのは、やっぱりいいものですね。





とても心豊かな時間を過ごす事ができました。(^^)






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