社寺巡り 奈良県・奈良市 「氷室神社」(ひむろじんじゃ) 
2017/03/12
の続きで、


近鉄・奈良駅まで戻って来ました。







2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」1
この流れからして、既にネタバレ感が否めなかったり・・・。 (^^;)



そんな事を言いつつも、この周辺に戻って来たお目当てはコチラ。  









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」2
「ならまちあかり」イベント。 (^^;)



ここ奈良県にも、昭和初期から続く花街が存在するんですね。


猿沢池のほとりに位置する元林院(がんりいん)。 


往時は200人ほどの芸・舞妓さんが在籍し、京都・祇園に劣らない
やぎを見せたそうな。


その後次第に衰退し、現在活動している芸・舞妓さんは僅か数名とか・・・。



かつて栄えた伝統ある「元林院花街」の復興を目指し、花街ならでは
の和と心を体験できるイベントが「ならまちあかり」なんです。 









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」3
いや、昨年、→2016年 第1回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」 
2016/03/20
の記事で書いたんですが、


奈良の地酒を嗜みながら、全国花街の芸・舞妓さん方とご歓談を
楽しむ、というサブベントに参加したんですよね。



前回を占めて、今年ものこのことやって来たり。 (^^;)




<参加花街>

・奈良元林院(なら がんりいん)
・岐阜鳳川伎連(ぎふ ほうせんぎれん)
・京都宮川町(きょうと みやがわちょう)
・東京品川(とうきょう しながわ)
・新潟(にいがた)
・福井浜町(ふくい はままち)
・秋田(あきた)
・金沢(かなざわ)
・高知土佐(こうち とさ)
・愛媛松山(えひめ まつやま)



なんと、昨年の八花街から、十花街へとパワーアップ!? (@_@;)



いやホント、こうして拝見すると、定番の京都を始め、こちら地元の奈良、
そして他にも日本各地にはくの花街が現存しているんですね~。


この日、この地に、これほど集結したという事にもまたき。 (^^;)









ならまち花あかり・花街日本酒バル27
ちなみに第1回の昨年は帰り際、念願だった地元・奈良
舞妓さんに奇跡的に出会えたんでした・・・。 (* ̄人 ̄*)



今年は十花街のどんな芸・舞妓さん方と出会えるかしみ。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」4
説明のくだりはこれ位にして、まずは受付へ向かいましょう。



修学旅行生で溢れかえる人混みを、さらっとかわしながら。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」5
さて、受付は「餅飯殿(もちいどの)センター街」なんですね。

去年お伺いしたので、わずに到着♪



続けてこちらで1,500円の参加料をお納めして、オリジナル升を
受け取るんですが、

そう言えば昨年は、事前に参加料をネット振込でお納めした
ような記憶が・・・。



試しにお聞きしてみると、振込手数料を考慮しての改善だとか。


なるほど、ネットバンキングでは手数料が無料なのは一般的ですが、

窓口で振込むと手数料が600円を超えたりしますからね~。 (^^;)



こうして参加者の声をフィードバックして改善されるとは、
素晴らしい事です・・・。 ( ̄人 ̄)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」6
何と言っても今年でまだ2回目ですから、主催者側も参加者側も
色々と探り状態のイベントなんですね。 (^^;)



そんな事を言いつつも、受け取った参加店舗マップを拝見しながら、
まずはどちらのお店へ伺おうか思案中なワケであります。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」7
さて吟味した結果、最初に辿り着いた一件目は、本格的な奈良の
地酒を扱う専門店、

なら泉勇斎(ならいずみゆうさい)さん。 (゚д゚)



いや、昨年と同じく、今年も一人で来ているので、他のバーや
レストランは入りにくいな~と、

とまずはこちらのお酒販売店へ。 (^^;)




もっと言うと、昨年も一件目に訪れたのがこちらだったので、
何かと勝手が判って、


気がかな~と。 (^^;)     ←(逃げの選択)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」8
いやホント、逃げの姿勢にるい未来は望めないかも。 (^^;)



そんなワタクシの選択に、どちらの花街のどんな方がえて
おられるのでしょうかね~・・・、









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」9
オオー、いきなり舞妓さん~!!  w(*゚0゚*)w



いきなりろ姿の1枚になってしまった。 (^^;)



でもでも、何気に先の良いスタートだったり。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」10
そんな事を言いつつも、お客さんが入れ替わるタイミングを狙って、
床の間に近い上座にさらっと着席。 (^^;)


いや、こちら「なら泉勇斎」さんの会場は本格的なお座敷
なっているので、写真映えもするんですよね~。



昨年の予備知識も踏まえた選択が、これまたを奏したり。 (^^;)




そして、お席に着いて待つ事しばし・・・、









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」11
舞妓さん自らお酌頂けるんですねッ!!  w(*゚∇゚*)w


ありがとうございます~。     。・゜・(/Д`)・゜・。



これまた序盤から撃力高し。 (^^;)



ちなみにお酒の銘柄は、「長龍・吉野杉酒」ですか。


樽材として最高と言われる、樹齢約80年の「吉野杉」の甲付材
のみで樽添えされた日本酒なんですね。



お酒に続いて、一品は「姫皮筍・菜の花和え」も給仕頂けて、

ワタクシ、飲む前から早くもKO寸前。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」13
そして続けて千社札も頂けるんですねッ!


ありがとうございます~。     。・゜・(/Д`)・゜・。



いや、昨年は皆さん、早くに配り切っておられて1枚も頂け
なかったので。 (^^;)



さて、さっそくお名前を拝見すると、紫乃(しの)さんで、

なんと秋田県の舞妓さんだとか。 (゚д゚)



それではこのタイミングで1枚お願いしまして・・・、









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」12
パチリ♪


おお~、これはまさしく秋田美人な舞妓さん。 (*゚д゚*)


急にテンション上がり。 (^^;)



それにしても、ワタクシの様に関西住まいだと東北地方の
方とお会いする機会がなかなか無いんですよね~。


これを機に、色々とおきしてみましょう。



ちなみに紫乃さん、関西地方に来られるのは今回めてだそうな。

飛行機で伊丹空港に着いた時、が積もってなくて驚いたとか。


う~ん、確かに、関西は滅多に雪はりませんからね~。



逆にワタクシも東北地方の豪雪を見ると、たまげるかも。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」14
おや、フトを拝見すると、半だらですよ。 (゚д゚)


祇園周辺でよく見る舞妓さんのだらりの帯、その半分の長さが
「半だら」の帯なんですね。

京都では主に習いさんの間は半だらの帯ですが、秋田では
舞妓さんはずっとこの半だらのスタイルだそうな。


花街によって、色々といがあるんですね~。



それにしてもワタクシ、半だら自体あまり見たことが無いので、
間近に拝見できて感動だったり。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」15
現在秋田には、舞妓さんはわずかに4名だけで、紫乃さんは去年に
お店出しされたばかりだそうな。


30年ほど前に途絶えてしまった花街文化を今に復興させようと、
懸命に活動されているんですね。


なので現在、秋田には芸妓さんもおらず、置屋やお母さん
という存在もない状態なんだとか。


そんなゼロからの復興の中、日々は舞や茶道のお稽古
励んでおられるとは大変な限り・・・。 ( ̄人 ̄;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」16
チョト失礼しまして、回りも1枚、パチリ♪ (^^;)


紫乃さん曰く、地毛ではなく(かつら)だとか。


でもなるほど、秋田にはまだ専門の髪結いさんもおられない
というお話にも納得・・・。




それにしても色々とお聞きして来ましたが、お話は完全に標準語で、
東北地方の言葉は全く感じられませんよ。 (゚д゚)


それもそのはず、話す上でりは特にを付けておられるとの事。

東北弁が出ると、他の地方の人は解不能に陥るからだとか。



なるほど、これまた深く納得。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」17
それにしても紫乃さん、お座敷全体を見てまんべんなくお客さんを
接待し、お話を繋いでいくのも上手い。

何より慣れして落ち着いておられる所は、さすがに舞妓さん。 



う~ん、こうして秋田県の舞妓さんと出会えるとは、めて
このイベントの凄さも実感したり。 (^^;)




さて、出だしからまたえらく長居してしまいました。

紫乃さんには充分に御礼を申し上げてからお次へ。



ありがとうございました~。 m(_ _)m









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」18
さて、お次は会場の趣をガラリと変えて、スナックへ。


いやワタクシ、スナックという所にあまりった事がないので、
これを機に足を運んでみるのもまたアリかな~と。 (^^;)



ややりにくい雰囲気を感じながらも、スナック・のぞみ
さんへ、お邪魔します~。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」19
ス、スナック!!   (゚д゚;)=(;゚д゚)



いや、そんなにり乱す必要はありませんか。 (^^;)


慣れない雰囲気に飲まれそうになりましたが、常心で
行きましょう。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」20
奈良の地酒は3種類から選べるんですね。


マスターのおススメは、純米吟醸・美丈夫(びじょうふ)
だそうな。


ではそちらをお願いします。 (^^)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」21
こちらでは芸妓さんが控えておられるんですねッ。  w(*゚∇゚*)w



これまたお酌頂けて、ありがとうございます~。  。・゜・(/Д`)・゜・。


らかな口当たりに吟醸酒ならではの芳香、でもあと口はスッキリと、
なかなかの美酒。


いや、ワタクシあまりお酒には強くなく、日本酒にも詳しくないので、
れっぽくレビュー。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」25
一品は「鳥肝煮と和そばの小巻」で、お酒に良くいますよ。


芸妓さんのお酌に場の雰囲気も相まって、2軒目にして早くもって
来てるし。 (^^;)



そう言いつつも、このタイミングで1枚お願いしまして・・・、









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」22
パチリ♪


石川県は金沢の芸妓さんで、お名前は笑弥(えみや)さんと
いうそうな。 (*゚д゚*)


金沢の花街の方と出会う機会も、滅多にありません。


というワケで、また色々とお聞きを。 (^^;)



ちなみに金沢には現在、3花街が現存するんですね。


「東山ひがし」・「にし茶屋街」・「主計町」(かずえまち)とあるそうな。



京都で言うと、祇園や宮川町、先斗町という様なイメージでしょうか。



でもでも、金沢のお茶屋街は、テレビの番組などで時々見かけ
ますよね。


風情ある街並みに、ワタクシもいつか訪れたいな~と・・・。 ( ̄人 ̄)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」23
笑弥(えみや)さんはその3花街の内、主計町(かずえまち)に
所属されるそうな。


ちなみに金沢には舞妓さんはおらず、いきなり芸妓さん
としてお店出しになるとか。


これまた花街によって、色々といがあるんですね~。


でもでも舞妓さんとはまた違って、芸妓さんならではのち着いた
雰囲気には安心感を覚えたりで。 (^^;)



そんな中、イベントの時間も過ぎて行くと、他のお客さんもだいぶ
来上がって、


店内はち着いた雰囲気では無くなって来るんですが。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」24
芸・舞妓さん1人に対して、お客さんは多いと20人位になるんですよね。


どうしても大勢の所に行かれてしまうのがツライところ・・・。 (´д`) ノ



いやホント、特にワタクシの様に一人で来ている場合は、尚さら
積極的に話しかけてらい付いて行かないと、


ポツ~ンとひとりで呑み食いしている人で終わってしまうので。 (^^;)




そう言いながら巻き返しを狙っていると・・・、









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」26
なんと、本・「ならまち花あかり」イベントの発起人である、

地元・奈良の菊乃(きくの)さんの御登場!? (@_@;)



何かご用があったんでしょうか、入って来られてすぐにて行かれた
ので、あまりお話は出来ませんでしたが、


でもでも、一度お会いしたい芸妓さんだったので、ワタクシ的には
サプライズだったり。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」27
さて、お次の3軒目位で最後にしましょうか。


本格的にいが回って来たので。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」28
蛇行を繰り返し、辺りの飲食店の看板にガンガンつかり
ながら辿り着いたお店は、

こちらメキシコ料理店のRitz(リッツ)さん。 (^^;)



もはや写真の構図も適当になってるし。 (^^;)



そう言いつつも、どんな方がおられるんでしょうかね~。


では店内へ、お邪魔します~。









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」29
またいきなりのろ姿に。 (^^;)


芸妓さんのようですが、店内は非常にみ合っているので、
お席に着いてしばしお待ちを。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」30
こちらにもて下さいましたよ!! w(*゚∇゚*)w


これまた直々にお酌を、ありがとうございます~。  。・゜・(/Д`)・゜・。



ちなみにお酒の銘柄は、純米酒・神韻(しんいん)で、天理の地酒
だそうな。


香りは穏やかで上品な旨み、でもその中には主張のある酸味も
感じられ、これまた美味・・・。 ( ̄人 ̄)



いや、地酒のレビューも程々に、芸妓さんもっておかねば。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」31
パチリ♪


酔いは更に回って、態的な構図になるし。 (^^;)



そんな独り言を言いつつも、高知県の芸妓さんで、お名前は
かつをさんと いうそうな。 (*゚д゚*)


土佐の名物、「鰹」(かつお)にちなんだお名前だとか。



酒豪の地としても知られる高知とあって、かつをさんも
かなりお酒はイケる口と言うからスゴイ。 (^^;)




でもかつをさんもまた、高知の花街復興に努めておられる
お一人なんですね・・・。









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」32
それにしても、店内に溢れる酔客をみな話術とち居振舞いで
見事に捌いて行かれて、

これまたきの一言。 (゚д゚)




時々伺える土佐弁もまた、



型に捕らわれない快活さと、繊細な配りも兼ね備えておられ、

ホント、感服します。









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」33
あの、かつをしゃん、そちらが終わったら、そろそろコチラにも

て下しゃい・・・、 (;´д`)ノ     ←(もう無理です)



これは確かに、さすがにイベント終盤の時間帯にもなると、
お客さんも「来上がる」を通り越して、

単なるっ払い集団と化してるし。 (^^;)



あちこちからっ張りだこになって、ワタクシの所に来て頂いての
落ち着いたご歓談とか、もうさすがに無理。 (^^;)




でも、最後のあがきで・・・、









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」34
パチリ♪


何とかスキを狙って、店外でパンフレットを持った1枚を頂けて
良かった~。 (^^;)



今回はあまりお話は出来ませんでしたが、でもでも最後に
ご無理を聞いて頂けて、ありがとうございました。 (^^;)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」35
さてそんなワケで、今年も昨年同様、巡れたのは3軒止まり。 (^^;)


いや、日本酒をメインテーマとしたイベントなので、ワタクシ的
にはこれ位が限界かも。


でもでも、昨年は1枚も頂けなかった千社札はしっかりと頂けて
大満足。 (^^;)




おや、よく見ると、かつをさんの分が2枚も。 (゚д゚)



どうやら2枚なって頂けたようです。 


ありがたく、存用と存用という事で。 (^^;)  ←(どっちも)









2017年 第2回・ならまち花あかり 「花街日本酒バル」36
さてさて、そんなこんなで、2017年 第2回・ならまち花あかり 
「花街日本酒バル」。 (^^;)


昨年に引き続いて今年も巡れたのは3軒でしたが、でもでも、

「秋田・金沢・高知」と、本催しが無ければ一生出会えないで
あろう花街の方々とご歓談できて、

とても貴重な体験をさせて頂きました。 ( ̄人 ̄)



美味しい奈良の地酒と相まって、ホント心地よいひと時
だったり。 (^^)



それにしても、主催である奈良を含めて、日本各地にこれほど
復興を目指しておられる花街があるとは知りませんでした。


来年の開催があれば、また各花街の宣伝を兼ねたレポが
出来ればな~と、


是非イベントに参加したいと思います。 (^^;)






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先月2/26(日)、 奈良県・奈良市は氷室神社(ひむろじんじゃ)
へ行って参りました。







氷室神社1
そんなワケでこの日、まずは近鉄・奈良駅からスタート。



ちなみに奈良県の社寺巡りは、昨年更新しました

社寺巡り 奈良県・奈良市 「漢國神社」(かんごうじんじゃ) 
2016/03/12
での記事以来、


実に1年ぶりの事なんですね。




いや、この時期に奈良へ訪れているという時点で、

すでに何かのネタバレ感が漂っていたり・・・。 (^^;)









氷室神社2
そんな事を言いつつも、近鉄・奈良駅から東へ徒歩約15分

目指す神社に近づいて来ました。



以前から、奈良では一度れたいお社だったんですが、

こちら、奈良国立博物館のほど近くに御鎮座されていたとは
知らず。 (^^;)



国宝や重要文化財が非常にく所蔵されている博物館なので、

こちらも一度ゆっくりと訪れたい所なんですが・・・、









氷室神社3
鹿さん!! w(*゚∇゚*)w     ←(鹿に反応するヒト)



奈良の鹿は春日大社の御神使(ごしんし:お使い)なんですね。


国の天然記念物にも指定されている野生動物ながら、こうして
奈良国立博物館周辺にも悠々と寛いでおられるとは、


これぞまさに奈良ならではの光景かと。 (^^;)









氷室神社4
鹿さん!! w(*゚∇゚*)w     ←(2回目)



いや、間近で見ると、改めてテンションががったりで。 (^^;)



でもホント、野生の鹿と人間が共存しているこの様な光景は、

世界的に見ても大変しいそうな。









氷室神社5
鹿さん!! w(*゚∇゚*)w     ←(クドイ)



鹿への反応もほどほどに。 (^^;)




それにしても、おや、道路を挟んだ向かい側に、朱塗りの

鳥居が見えていますよ。



目指す神社はちょうどの前だったんですね。 (^^;)









氷室神社6
改めまして、鳥居を前に1枚、パチリ♪


1年ぶりの奈良という事もあって、少々わつき気味。 (^^;)



そんな気持ちを整えまして、鳥居前で一礼し、いざ神域へ

潜入~。  ~(  ̄人 ̄)









氷室神社7
まだ肌寒いながら、境内の梅は花がほころび始めていますよ。

そんな白梅に、一足早いを感じながら参道を進んで行きます。





元明天皇の御世、和銅三年(710)七月二十二日、勅命に
より平城新都の左京、春日の御蓋(みかさ)の御料山(春日山)
に鎮祀され、盛んに貯水を起こし、冷の応用を教えられた。

これが平城七朝の氷室で、世に平城氷室とも御蓋氷室とも、
春日の氷室とも言われ、春分の日には氷室開きと献氷の
祭祀が営まれ、毎年四月一日より九月三十日まで
平城京に氷を献上せられた。

(以下、由緒書きより抜粋。)









氷室神社8
続いてこちら手水舎でお清めを。

傍らには釣瓶井戸があって、これまた珍しい。





奈良朝七代七十余年間は継続せられたが、平安遷都後は
この制度も廃止せられ、遂に百五十年を経て、清和天皇
の御世、貞観二年二月一日、現在の地に奉遷せられ、
左右二神を増して三座とせられた。









氷室神社9
こちら四脚門前は枝垂桜の木でしょうか。

さすがにこの時期はつぼみすら見られず。 (^^;)


でもでも、県指定文化財の門と相まって、満開の折りは
さぞ壮観な事でしょう。





以来、現在の春日大社の別宮に属し、式年に営繕費、年中の
祭礼等は、興福寺・春日社の朱印高二万石の内と社頭所禄
三方楽所料(さんぽうがくしょりょう)二千石の一部によって行われた。









氷室神社10
明治維新後はこの制度もせられ、専ら氏子と冷凍氷業界の
奉賛によって維持せられて今日に及んでいる。

また、本殿東側には末社として、南都舞楽の楽祖なる狛光高
(こまのみつたか)公を祀った舞光社(むこうしゃ)がある。




なるほど、創建から1300年と大変歴史く、そして全国的にも
珍しいの神様が祀られた神社だったんですね。









氷室神社11
それではいよいよお参りへ。   ~~(  ̄人 ̄)



渡廊の先には、舞殿を兼ねた拝殿が。

そしてその奥には、目指す御本殿が見えます。









氷室神社12

御祭神



・闘鶏稲置大山主命(つげのいなぎおおやまぬしのみこと)

・大鷦鷯命(おおささぎのみこと・仁徳天皇)

・額田大仲彦命(ぬかたのおおなかつひこのみこと・仁徳天皇の弟)




それではお賽銭をすべり込ませ、鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼。



手順正しく、心をめてお参りさせて頂きます・・・。 ( ̄人 ̄)





それにしても、にゆかり深い神様が祀られているとは
本当に珍しい。


お名前もあまりいた事が無かったりして。 (^^;)   ←(コラ)









氷室神社13
おや、御本殿前には氷柱が奉納されていますよ。 (゚д゚)


氷に因んだお社とあって、これまた珍しい奉納品。


暑い盛りには、見た目にもやかでしょうね~。



でも今の時季にはまだ、見た目に寒げかも。 (^^;)









氷室神社14
おや、こちらには氷みくじなるものが。 (゚д゚)


社務所で授与される特製のおみくじをこの氷に貼り付けると、
文字が浮かび上がるとか。



氷に因んだお社だけに、これまたしい。 (^^;)





そんな事を言いつつもスキを狙って・・・、









氷室神社15
また殿内を撮ってしまいました。



もうしわけありません。 (^^;)



氷に因んだ品々にめながらの、いつものお約束。 (^^;)









氷室神社16
さて、末社へもお参りを。 (^^;)




舞光社(むこうしゃ)


御祭神

・狛光高宿祢(こまのみつたかのすくね)



平安時代中期の雅楽家・狛光高公の御霊が祀られて
いるんですね。


雅楽・舞楽の達人で、楽人方の氏神とされ、現在は
学芸成就の神様として崇敬が厚いそうな・・・。 ( ̄人 ̄)



ちなみに氷室神社の宝物である蘭凌王舞楽面
(らんりょうおうぶがくめん・重文)は、こちらのお社に納め
られていたとか。






さて、さほど長居はしていませんが、そろそろおいとま
しましょうか。


いや、本日はなにぶんを急いでおりますので。 (^^;)









氷室神社17
急いでいても、社務所で御朱印は頂いてから。 (^^;)



おや、窓口をよく見ると、その御朱印に関して何やら御案内
が記されていますよ。









氷室神社18
「御朱印のご案内 600円」


内容を拝見しますと、こちらでは御朱印に、御神札(ごしんさつ)
じ神璽(しんじ)を捺印されており、

御朱印を御神札と同格の御神符(ごしんぷ)として取り
扱われているそうな。


なのでその御札と同様に、書いて頂いたあと御朱印にも、
火打石でお祓い頂けるとか。 (*゚д゚*)



おお~、御朱印をそのようにお清め頂けるとは、
何気にめての事。



非是非、お願い致します~。   ~~( * ̄人 ̄*)









氷室神社19
書いて頂いている間に、しだけお話も。 (^^;)



あまり馴染みのない御祭神・闘鶏稲置大山主命
(つげのいなぎおおやまぬしのみこと)についてお聞きした所、

奈良の東山一帯はの神様だとか。



遥か奈良時代、大山主命はその麓に、冬の氷を夏まで貯蔵
しておける氷室を構えておられたんですね。



そこに、奈良へ視察に来られていた

大鷦鷯命(おおささぎのみこと・仁徳天皇)と
額田大仲彦命(ぬかたのおおなかつひこのみこと・弟)

の御兄弟がその氷室に出会われたそうな。



大山主命は御兄弟に、氷室について説明し、氷を貯蔵する
技術と氷の活用方法を伝承された、という故事が

神社の創始となるワケですか。









氷室神社20
奈良時代には氷室の制度がんだったので、平城京の
時代には東の御蓋山(みかさやま)の麓に祀られ、

その後、平安時代の初めに現在の地にり、今に至る
そうな・・・。 ( ̄人 ̄)




ちなみにここで、それぞれの神様の功績を整理してみると・・・、



・闘鶏稲置大山主命・・・氷室と貯氷の方法を伝承された神様。

・大鷦鷯命・・・朝廷で氷を貯蔵する制度を始められた神様。

・額田大仲彦命・・・氷の貯蔵の術を朝廷に伝えられた神様。



なるほど、これでやっと、

三神の相関関係を理解したり・・・。 ( ̄人 ̄)   ←(今ごろ)




でもホント、「氷室」はまさに現代で言う貯氷庫なんですね。


今日では冷凍氷業界の人々から崇敬が厚いという事にも、
いま改めて納得。 (^^;)









氷室神社21
おっと、「奈良かき氷ガイド」なるパンフレットまで頂けて、
ありがとうございます。 (^^;)


此処は氷の文化はじまりの地でもあるんですね。



現代にこの様なりが生まれたのも、また氷室神社の
創建が有ってこそかも知れません。



でもかき氷とは、今の時季にはまだ寒げ。 (^^;)









氷室神社22
そんな事を言いながらも、御朱印を書き上げて
頂けました。 (^^;)


ここから火打石でお祓いとの事で、許可を頂いてから
1枚、パチリ♪



火花が散る瞬間をなかなか捕えられず、微妙な1枚に
なったり。 (^^;)



いや、実はこれでもお願いして、何枚何枚も撮り直し
した1枚だったりして。 (^^;)     ←(迷惑すぎです)









氷室神社23
そんなワケで、こちらが祓い清めて頂けました御朱印


「氷室大神」(ひむろおおかみ)と書いて頂けました。


ありがとうございます~。 m(_ _)m



撮り直しテイク、何度もし訳ありませんでした。 (^^;)









氷室神社24
さてさて、そんなこんなで、奈良県・奈良市は氷室神社
(ひむろじんじゃ)。


奈良では一度れたいお社だったので、お天気も良いこの日、
お伺いできて良かった・・・。 ( ̄人 ̄)


いやホント、創建1300年を超える古社で、良いお参りをさせて
頂きました。 (^^;)


全国的にも珍しい、の神様が祀られていたのも印象的
でしたね~。


御朱印を打石でお清め頂けたのも印象的だったり。 (^^;)



あと宮司さんによると、春の頃には四脚門前のしだれ桜
が咲き乱れ、それは壮観だそうな・・・。



機会があれば、また是非訪れたいと思います。 (^^)






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2/18(土)。 京都市・右京区は、養徳院(ようとくいん)へ行って
参りました。



さて、本日のお目当てはコチラ。 (゚д゚)







2016年・第51回「京の冬の旅」1
2017年 第51回・「京の冬の旅」 文化財特別公開 2017/01/10
の記事でご紹介しました特別公開


毎年冬と夏、1つのテーマを基に、普段は見学する事の出来ない
社寺や建築・庭園・仏像などが公開される催しなんですね。



いや、こうして記事でご紹介しておきながら、まだ一度もって
なかったんですよね~。


そんな折、コメントでおススメのお寺情報をけたので、さっそく
お伺いしようかなと。 (^^;)









養徳院1
そんな事を言いつつも、まずは妙心寺(みょうしんじ)へ到着。


今回お伺いする「養徳院」は、妙心寺の寺域内にある塔頭
(たっちゅう)寺院なんですね。



ちなみに塔頭とは元々高僧のお墓の事で、現在では大寺院の
敷地内にある小さな個別のお寺を指すワケですが・・・、









養徳院2
はい養徳院、どこにあるかかりませ~ん。 (^^;)



臨済宗(りんざいしゅう)・妙心寺派の総本山という事もあり、敷地は
日本最大の約10万坪にも及ぶ禅寺。


この広大な寺域の中に、46ヵ所もの塔頭が点在しているんです。



いや、ご先祖様が眠る塔頭に訪れるお墓参りネタとして
よく記事には書いているんですが、


他の塔頭は特別公開くらいにしか訪れる御縁が無く、地理感覚が
さっぱりだったり。 (^^;)



そんなワケで・・・、









養徳院3
居合わせたバスツアーの団体さんにいて行ったりして。 (^^;)



特別公開云々の説明をされるガイドさんの声が聞こえたので、

付いて行けばとかなるかな~と思ったり。 (^^;)









養徳院4
そしてこれまた、さらっと養徳院へ到着。 (^^;)


いや、この先にある大雄院(だいおういん)も今回、
同じ「京の冬の旅」で特別公開されているんですね。


団体さん御一行の目的地はそちらだった模様。 (^^;)









養徳院5
では改めまして、養徳院の山門を正面から1枚、パチリ♪



お隣の大雄院と比較すると人出も少なく、かな趣。



ではワタクシも同調して、心静かに、潜入~。 ~(  ̄人 ̄)









養徳院6
山門をくぐると、思いのほか豊か。

趣のある境内を、まずはゆっくりと拝見していきましょう。 (^^)





妙心寺の塔頭寺院で、天正十一年(1583)、豊臣秀吉の重臣であった
石河光重(いしこ みつしげ)が、父・光延(みつのぶ)の
菩提を弔うため創建した。

(以下、公式ガイドブックより抜粋。)









養徳院7
開祖は妙心寺第六十七世・功沢宗勲(こうたく そうくん)で、
功沢も光延の子であり、功沢のあとを嗣いだ水庵宗掬(すいあん
そうきく・心華霊明禅師)も石河氏出身であった。





なるほど、こちら養徳院は石河家と深い関わりがあるんですね。


ちなみに石河家は戦国~安土桃山時代、4代に渡って美濃国(岐阜県)
鏡島城(かがしまじょう)を治めていたそうな。









養徳院8
前庭も1枚、パチリ♪

無駄な装飾を省いた枯山水にまたを感じたり。 (^^;)





当初は現在の大雄(だいおう)院・幡桃(はんとう)院・海福(かいふく)院・
雑華(ざっけ)院の敷地を含む広大な領地を有していたが、次第に
衰微縮小された。





資料を拝見すると、妙心寺境内の4分の1ほどを占める寺域に
なるでしょうか。

ホント、かつては広大な領地だった事にき。









養徳院9
往時は隆盛を極めた養徳院。

現在の境内は、ただかな時が流れています。




安政六年(1859)の再建時に現在の堂宇が建立された。
このとき現在の小方丈の北にあったものが、昭和十年に現在地に
移されている。





お庭も拝見した後は、いよいよ御本堂へお参りに向かいましょう。


それでは、いざいざ~。  ~~(  ̄人 ̄)









養徳院10
おっと、受付で拝観料600円をお納めしてから。 (^^;)



加えましていつもの如く、内部は撮影禁止なので、ガイドブック
他より拝借を。 (^^;)









養徳院11
改めまして、まずはお参りから。


こちら室中の間は、主に仏事・儀式の際に使われるお部屋で、
一般的な寺院で言うと「御本堂」にあたるんですね。




御本尊


・宝冠釈迦如来(ほうかんしゃかにょらい:安土桃山時代) 

・左脇侍:普賢菩薩(ふげんぼさつ)
・右脇侍:文殊菩薩(もんじゅぼさつ)




仏様方を前に、心めてお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)




比較的るい仏間で、養徳院創建時から伝わるお釈迦様も、
間近でお顔の表情まではっきりと拝見できます。


いやホント、厨子は参拝者から~くて~い位置に
祀られているお寺が多いので、

ワタクシ的にはりがたい限り。 (^^;)




中央の厨子左側には、石河家代々の御位牌が、そして右側には
養徳院歴代の御住職の御位牌が祀られています。


合わせてお参りを・・・。 ( ̄人 ̄)









養徳院12
さて、毎度ご説明を頂けるのも、特別公開のりがたい所。 (^^;)


お寺の沿革にもあった、養徳院と石河家とのわりについて
お聞きしてみると・・・、



御開基の光重(みつしげ)に始まり、妙心寺67世であった
功沢宗勲(こうたく そうくん)が御開基に。

養徳院2世として継いだ水庵宗掬(すいあん そうきく)もまた
妙心寺は73世で、

宗勲と宗掬のいずれもまた石河家出身だとか。



許可を頂いて石河家の氏系図を撮らせて頂いたんですが、


徳院創建に際し、河家を中心にして心寺も加わり、
その後はお隣で特別公開中の雄院も絡んでくるとは、

実にやこしい。 (^^;)



本日の所は、石河家に大変ゆかりいお寺と、ざっくりと理解
しておくに留めておきましょう。 (^^;)









養徳院13
続きまして、寺宝の拝見を。 (^^;)



鉄鉢(てっぱつ)と呼ばれ、鉄で出来た鉢だそうな。

主に托鉢(たくはつ)などに使われたとか。


奈良時代に鑑真和上(がんじんわじょう)が、中国から
日本に持って来られたと伝わるんですね。



苦難続く道中ながら大宰府に到着できたのも、神様のお陰
だと、この鉢を宇佐八幡宮(大分県)に納められたものの、

その後紆余変遷により、長らく行方知れずに・・・。



しかしながらこちら養徳院の末寺である、北九州・小倉にある
開善寺(かいぜんじ)の住職の夢枕に八幡大神が立ち、

朽ちる前に早く探し出すように、とのお告げが。









養徳院14
そして無事に探し当てられ、こちら本寺に奉納したと、
そんな謂れがこうして由緒書きに遺されているんですね。


最後の方に記されていますが、この鉄鉢をた者は厄災を
逃れる事が出来、功徳が訪れるそうな・・・。



これはまたと無い機会です。

ではワタクシも謹んで、この鉄鉢を・・・、 ( ̄人 ̄)



る! ( ゚ ゚)


が開くほど、る!! ( ゚ ゚)









養徳院15
鉄鉢を見るのはどほどに、お庭の拝見も。 (^^;)


いやホント、功徳が授かる鉢とは言え、あまりにガン見
しているとかなりしいので。 (^^;)



さて、こちらが苔の枯山水(かれさんすい)のお庭。


右手には変形の春日灯篭が配置されています。

上の宝珠は長く、が開いたような形で、傘の部分も
長いんですね。

全体的に頭でっかちで、しい様式だそうな。









養徳院16
地をうように植えられた、中央の木もまたしい。


こちらの木、実はの木なんですね。



藤の花と言えば、藤棚につるを這わせて、垂れさがる花を
鑑賞するのが一般的ですが、


養徳院を始め、妙心寺の塔頭にはこの様なスタイルで
藤が植えられている事がいとか。


棚で植わっていると、他の木々がられて鑑賞出来なく
なるので、この様な特殊な剪定をされているそうな。



う~ん、何だか藤の自己犠牲的な行為にも感じられ、

そこにの心も感じたり・・・。 (^^;)









養徳院28
難しい解釈はいておいて、再び寺宝の拝見を。 (^^;)


こちらは床の間のお軸で、白と黒の阿吽の鷹の図


曽我直庵(そが ちょくあん)という、安土桃山時代から
江戸時代にかけて活躍した絵師の作なんですね。









養徳院18
ちなみに、同時代に活躍した絵師として、


狩野永徳(かのう えいとく)
長谷川等伯(はせがわ とうはく)
海北友松(かいほう ゆうしょう)
雲谷等顔(うんこく とうがん)


と、実にそうそうたる絵師たちが名を連ねながらも、


当の曽我直庵(そが ちょくあん)の名は・・・、



あまりいた事が無い。 (^^;)    ←(コラコラ)




でもでも、それもそのはず、現存する曽我直庵の作が非常に
ない上に、

経歴自体もに包まれた絵師だからなんですね。



しかしながら野山の重要文化財に指定される作があったり、

はたまた京都では野天満宮の宝物館に所蔵されている
絵馬があったりと・・・、









養徳院17
絵の評価自体は非常にいものが多いんですね。


養徳院寺宝の、「鷹の図」もり。



対の鷹が極めて繊細に描かれているのが印象的。

特に動物の題材を得意とした伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)
に相通ずるものも感じたり。


その一方で、対象となる止り木や岩などは々しく描き、
大胆不敵とも思える表現にまた、非凡さを感じたりで・・・。


いや、あくまでワタクシ個人的な解釈なんですが。 (^^;)



でもホント、貴重な寺宝に変わりはなく、行く行くは重要文化財に
指定されるかもと、目されているとか・・・。









養徳院19
そんな事を言いつつも、こちらが最後の寺宝、

その名も酒茶論(しゅちゃろん)。 



シュチャロン?   ?(゚д゚)?



2,000もの文字がびっしりと書き連ねられたお軸ですが、

でも確かにあまりき慣れない銘の一幅。




一体が書かれているのか、係りの方にお聞きしてみると・・・、









養徳院29
場人物は3人。


お酒好きの忘憂君(ぼうゆうくん)と、
下戸で茶人の滌煩子(じようはんし)が中国の故事を
引き合いに、


「お酒」と「お茶」の徳について互いに論争している場面から
始まるんですね。


しかしながら、お互いに相らず。  (#゚Д゚) **** (゚Д゚#)



そんな所、第三者である閑人(かんじん・ひまじん)が現れ、



「酒は酒、茶は茶で、れぞれに良い所があります。
徳の高い人同士でうのはおやめなさい。」 と諭し、 


勝敗無しでめでたくまるという内容なんだとか。




いや、2,000文字を超える漢文体のお軸だったので、

もっと理解不能な的な内容かと身構えていたりで。  (^^;)



でもでも、この「お酒 VS お茶」に限らず、当時はこういった論争
そのものが非常に流行したそうな。









養徳院20
ちなみに蘭叔玄秀(らんしゅく げんしゅう)筆のお軸なんですね。



石河家が4代に渡って治めていた、美濃国・鏡島城(かがしまじょう)
のほど近くにある乙津寺(おっしんじ)というお寺。


そちらの当時の御住職が蘭叔玄秀であり、のちに織田信長の
帰依を受け、

最終的に妙心寺53世として就かれたワケですか。



う~ん、このタイミングにして、石河家・養徳院・妙心寺の、

それぞれの相関関係が理解出来たり。 (^^;)     ←(やっと)




それにしても、蘭叔玄秀が残したこの様なお軸は、この「酒茶論」が
現存する唯一の物であり、


大変貴重な文化財であるとか・・・。 ( ̄人 ̄)









養徳院21
さて、またえらく長居した上にも降って来ました。


御堂内から拝見した枯山水のお庭を、一回りしてからおいとま
しましょうか。 (^^;)









養徳院22
ひと際目を引く、立派な十三重塔が印象的ですね~。



元々は、とある那須塩原のお寺にあったものらしく、廃寺に
なったのを折に、

こちら養徳院へ移築されたものだそうな。









養徳院23
制作年代は不明なものの、塔の軸部に彫刻された四面
仏様方は彫りが深く、お姿もはっきりと。 ( ̄人 ̄)

      

東 : 薬師如来
西 : 阿弥陀如来
南 : 釈迦如来
北 : 弥勒菩薩



こうして方角ごとに仏様が浮彫にされているんですね。


顕教四方仏(けんぎょう しほうぶつ)と呼ばれる様式の
ようですが、なかなかに奥の深い世界なので、


歴史や意味についての詳しい考察は、またの機会に・・・。 (^^;)









養徳院24
でも最後に、御朱印だけは頂いてからおいとまを。 (^^;)


ちなみに、その十三重塔に因んだしいデザインの御朱印が
ご用意されているそうな。



しかも特別公開期間のお忙しい中、書きで頂けるとか。 (゚Д゚)









養徳院25
そんなワケで、許可を頂いてお手元を1枚、パチリ♪ (^^;)



4種類の内、あまり見ないデザインの御朱印をチョイスしましたが、

かなりアート系御朱印の模様。



まさに先ほどの十三重塔の四方仏をモチーフにしたデザイン
なんですね。




お話をしながらも御住職、何の迷いもなくサラサラ
お帳面に仏様のお顔を浮かび上がらせて、


う~ん、これぞホント職人技。 (^^;)    ←(表現)









養徳院26
そんな事を言いつつも、こちらが頂けました御朱印。 (^^;)


「南無四方佛」と書いて頂けました。


デザインアートな仏様方のお顔に、これまた大判な朱の印が
印象的。



そのいずれにも、南無~・・・。 ( ̄人 ̄)









養徳院27
さてさて、そんなこんなで、2017年・「京の冬の旅」 特別公開:
「養徳院」(ようとくいん)。

石河家にゆかり深くして、公開のお寺で、良いお参りを
させて頂きました。 ( ̄人 ̄)


寺宝も多く、中でも珍しい酒茶論のお軸は印象に残ったり。


珍しい御朱印もまた、印象的だったりして。 (^^;)



でもホント、いずれも本特別公開でなければ会う機会が
なかったんですよね~。


何気に「京の冬の旅」に、感謝を。 (^^;)


今後も引続き、妙心寺・塔頭を含めて、多く公開への
お導きを期待しております・・・。 (^^;)






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